そのアトピーの原因本当に腸内カンジダ?検査法は?治療はどうする?

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腸内でカンジダ菌が増殖することでアトピーの原因になっているという情報は、かなりメジャーになってきている気がします。実際にあなたのアトピーはカンジダが関係しているのか?どうやって調べたらいいのか?栄養学クリニックで聞いてきた実際の話と最近の研究結果、個人的経験を交えてお話しをします。

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腸内カンジダがアトピーの原因になっている

知ってい人もいるかもしれませんが、念のため。

カンジダは人間の皮膚や腸に普通に生息しているカビの一種で、真菌(Fungi)一種です。カビやキノコや酵母菌の仲間に分類されます。
そのため、カンジダ菌は、別名、イースト菌とか、酵母菌とも言われたりします。

一般的な細菌(Bacteria)とは、別なんですね。

 

カンジダ菌は自然界にはどこにでもいる菌です。人間の体にも存在し、人間の腸管に生息しております。
普段は少量存在するだけで、なんら健康には害を与えません。他の菌と同様、多様性の中で、小さな役割を持って存在しているものです。

しかし、腸内にいるカンジダ菌は、宿主である人間の抵抗力が落ちた時、腸管から体内の様々な臓器に侵入して、日和見感染を起こします。
敗血症、心内膜炎、脳、肝、肺の膿瘍、膀胱炎、カンジダ膣炎、口腔や食道のカンジダ菌感染症などの原因となります。

 

何らかの状況下でカンジダが腸管を通過して、血液中に入り増加した状態を「血行性カンジダ症」と言います。

血行性カンジダはアトピー性皮膚炎の治療を難しくしている一つではないかという研究がなされています。

今回のメインは、この中で、小腸でカンジダ菌が異常増殖した場合のお話しです。

 

腸内カンジダがアトピーに与える影響

2014年に、筑波大学の渋谷彰教授らは、抗生物質の服用によって増殖した腸内の真菌(カビ)が喘息を悪化させるメカニズムを世界ではじめて解明しました。また、マウスを使った実験で、喘息を軽快させることにも成功されています。
(詳細:http://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/p20140114am2.pdf)

この実験は喘息がメインだったけれど、資料の冒頭にも書かれているように、同じ機序で皮膚に出ればアトピーなわけですね。

 

簡単にまとめると、

1.ある種の抗生物質の服用により、腸管内でカンジダが増殖する。
2.カンジダからプロスタグランジンE2が産生され、血液を介して患部に到達する。
3.プロスタグランジンE2がM2型マクロファージを増加させる。
4.増加したM2型マクロファージがアレルギー性炎症を悪化させる。

という流れなのだそうです。

 

私きらりは、幼少のころに抗生物質で全身炎症を起こしてぶっ倒れ、それから頑固な便秘とアトピーを経験しておりますので、この話は自分にも関係があるとしてずっと気になっていました。

以前より、民間療法でも、腸内環境が良くなるとアトピーが改善されるという話は各方面で出ていました。アメリカ発症の栄養学でも、増殖したカンジダ菌が出すアンモニア等の有害物質が、腸から体内へ吸収されて炎症を悪化させるといった説明もなされてきました。

カンジダとの関係に着々と医学的研究で裏付けが出てきているような感じですね。経験則と医学的見地がちょっとずつ寄り添って同じゴールに行きつきそうです。

腸内環境とアトピーの関連はやはり大きいのです。

 

腸カンジダが増殖する原因

小腸内でカンジダ菌が異常増殖する原因はいろいろあります。

1.免疫力の低下
一番ひどい例を挙げればエイズ(HIV)患者がカンジダ感染を起こすのは有名。
風邪、ストレス、寝不足、疲労でも免疫は低下し、体力が落ち、カンジダ増殖につながることがある。

 

2.抗生物質の投与
風邪薬、手術時の点滴、歯の治療などで抗生物質を使用した場合、有用な腸内細菌も殺してしまう。カンジダ感染の一般的な原因。

 

3.経口避妊薬(ピル)の服用
ピルの主成分であるエストロゲンは、カンジダ菌の成長を促進する作用あり。過剰になると繁殖を招く。

 

4.糖質の過剰摂取
特に砂糖や異性化糖(ブドウ糖果糖液糖など)の過剰摂取。カンジダの栄養源となり大繁殖を招く

 

5.アルコールの摂りすぎ
アルコールにはカンジタ菌の成長を促進する糖分、酵母が含まれる。過剰に飲む人は注意。

 

6.重金属の蓄積
水銀の影響が大きい。水銀はカンジダの増殖を抑える酵素を阻害する。歯の詰め物でアマルガムがある場合は要注意

 

7.塩素とフッ化物
体内に入ると、腸内の善玉菌を殺してしまう作用アリ。結果腸内細菌バランスが崩れカンジダの増殖を招く

 

あとは、無理な食事制限によるダイエットを繰り返している人とか、回虫や寄生虫も原因になります。

ステロイドによっても免疫抑制、カンジダ増殖を招きますが、アトピーのステロイド外用剤で腸内のカンジダまで影響するのかは不明。皮膚カンジダ症にはかかりやすくなると思います。内服ステロイドは因果関係あり。

 

腸内カンジダとリーキーガット症候群

腸でカンジダが過剰繁殖すると、小腸の粘膜に炎症が起こります。
小腸の微絨毛粘膜は、体に必要な栄養素を吸収するという役割を持っています。

 

糖質は単糖に
タンパク質はアミノ酸に
脂質ならモノアシルグリセロールと脂肪酸に

 

小さく分解されたものだけを吸収しているのですが、小腸粘膜に炎症が起こると、大きい分子のままでも体内に入ってきてしまうようになります。

小腸の壁がスカスカのざる状態になるとでも言いましょうかね。
これを、リーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)といいます。

すると、本来人間の体に吸収されないはずの高分子の栄養までが体内に入り込んでしまい、抗原として体に認識されてしまいます。結果、アレルギーや自己免疫性疾患などが起こってきてしまいます。

 

アトピーに腸内カンジダが関係しているか検査できる方法は?

先ほども述べたように、カンジダはいろんなところで繁殖するのですが、腸内で繁殖しているカンジダは発見するのが難しいです。

腸壁は目に見えないというのが理由です。

 

腸内カンジダが関係している症状は多岐にわたります。後で詳しく見ますが、いわゆる不定愁訴を多く含んでいます。その一つにアトピーのような皮膚の炎症や乾燥肌なども含まれています。

 

 

アトピーのような皮膚疾患は、カンジダが原因で起こりますが、カンジダだけが原因ではありません。別の原因があるならそちらの治療が必要です。

 

病院で受けられる検査の種類

腸内のカンジダの有無を保険適用で検査することは、希望してもできないようです。
いろいろ探しましたが、見つかりませんでした。
膣カンジダであれば、婦人科で検査をすることが可能です。
皮膚の真菌感染であれば、顕微鏡検査をしてくれる皮膚科であれば、診断も可能です。(ただし、医師が必要とした場合しかやってくれない)

 

腸内カンジダの検査は、自由診療で受けることになります。

・消化管検査
便検査。国内ではできないので、便を海外に送って検査します。
カンジダがいるのかに加え、腸内細菌の状態もわかるので、どんな乳酸菌サプリを選ぶ際の手助けになります。寄生虫の状態もわかります。
自由診療の扱いで、全額自己負担。金額は5万円前後。栄養学系のクリニックで受けられます。

 

・有機酸検査
尿検査。腸壁に菌糸を張って根深く存在するカンジダ菌の場合、菌糸から消化管の外=体内に「有機酸」を放出します。この有機酸が細胞のミトコンドリアの機能低下を起こして疲労を招きます。有機酸はいろいろな種類があるのですが、この検査で「アラビノース」の値が高いと腸内カンジダを疑われます。
自由診療の扱いで、全額自己負担。金額は5万円前後。栄養学系のクリニックで受けられます。

 

・IgG遅延型フードアレルギー検査
腸内カンジダの検査ではないのですが、アレルギーが強くたくさん出る場合、リーキーガットがあることの指標になります。また、カンジダ菌のアレルギーも項目に入っているのでアレルギーの有無については参考になります。
自由診療の扱いで、全額自己負担。金額は3万円前後。栄養学系のクリニックで受けられます。

腸内カンジダが疑われた場合は、検査結果に基づき、抗真菌薬や除菌ハーブのサプリメントを使ってカンジダ除菌を行うとともに、食事制限を行います。
検査の状態によって、有効になる抗真菌薬やハーブが異なります。

 

自分でできる簡易テスト

腸内カンジダの検査は金額も大きいので、他に自分でわかる方法がないかな?と思われる方も多いと思います。
結果は完璧ではないのですが、自分で自宅でできる簡易テスト的なものがありますので、ご参考までに紹介してみたいと思います。
ちなみに、私は栄養学のクリニックでいろいろ話は聞きましたが、カンジダの検査は受けませんでした。

強くカンジダの影響が疑われる場合は、お金をかけてもいいと思っていたのですが、微妙だったので、クリニックにはお世話になりませんでした。(いろいろ教えてくれた先生ありがとう!)

ただ、ほとんどのアトピーの人の腸内にはカンジダ菌が通常の人より多く増殖している傾向にあるという情報もいただきましたし、それでも十分かなと思ったので。

では、簡単にチェックしてみましょう。

 

【唾液の簡易テスト】
①朝、起床後、透明なガラスコップに八分目ほどまで水道水を満たします。
②歯磨き、マウスウォッシュ、食事(飲み物を含む)をする前に、コップの中の水の表面にだ液を入れます。
③3分おきに15分間コップの中のだ液を観察します。

 

健康な場合は、唾液は透き通ったまま水面に浮かんで、時間がたつにつれてゆっくりと濁らずに水に溶けていきます。

カンジダの繁殖度合が高い場合は、

・唾液が濁っている

・時間の経過とともに、唾液からクラゲの足のように糸状のものが垂れてコップの底に沈み始める

・場合によっては水の中に濁った粒状のものが見える

・どんどんコップの水の濁りが濃くなる
candidacheck

この方法は、かなり簡易的な方法で、必ずしも腸カンジダの繁殖を適切に反映していると言い切れるものではないのですが、それなりに反映される方法だとか。口の中のカンジダ菌が多くても出てしまうのですが、それでも口から腸内にカンジダ菌が食事とともに入ることもありますし、無関係ではありません。

 

毎日朝の唾液の状態をチェックしてみると、変化も見えたりしますので、やってみるといいと思います。

 

ちなみに参照元はこちら:http://www.nationalcandidacenter.com/Self-Test-2-My-Body-Fluids-s/1877.htm 

(アメリカのサイトなので英語です)
日本でも臨床栄養士さんが書かれているブログでも紹介があります。
http://nutmed.exblog.jp/8986173/

 

 

【簡易チェックリスト 症状】

この結果プラス、以下のチェックリストで該当するものが多ければ、可能性大ということになります。
こちらも海外のサイトから。翻訳して載せてみます。
(参照元:http://www.nationalcandidacenter.com/Self-Test-3-Checklist-for-Candida-Albicans-s/1878.htm
ひとまず該当するものを数えてみてください。

 

【消化器のトラブル】
口臭
ガス/腹部膨満
消化不良
下痢
便秘
腸の痛み
低血糖
砂糖の中毒症状
口の潰瘍や胃潰瘍
アレルギー(空気または食品)
食品センシティビティ(食物に過敏に反応する)
胸焼け
口渇
歯茎が痩せる
痔、直腸のかゆみ
過敏性大腸症候群

 

【行動面】
反社会的な行動
自殺傾向
不眠症
うつ病
易刺激性
不安、高神経質

【肌と関節の問題】

にきび、皮膚の発疹やじんましん
ドライスキン&かゆみ
指、つま先や足の菌
水虫
肝斑
肌の保水力がない
関節痛
筋肉痛
痺れ

 

【トラブル】
過敏
注意欠陥障害
衝動調節の欠如

 

【女性特有の問題】
不妊
膣内イースト菌感染症
月経の問題
PMSの症状
膀胱感染症
子宮内膜症
性欲がない
ホルモンの不均衡
鉄欠乏

 

【精神面と感情面】
めまい
頭に霧がかかったような感じ(混乱、ぽかんとしている、ぼんやりする、白昼夢)
集中力欠如(同じところを2回読んだり見たりしないと理解できない)
記憶力が悪い(例えば車のキーの場所がわからない、この部屋に来た理由を忘れた、など)
気分のむら
頭痛

 

【免疫の問題】
無気力/怠惰
慢性疲労
喘息、花粉症
風邪&インフルエンザ
腫れぼったい目
呼吸困難
化学物質過敏症
EBウイルス感染症
副腎/甲状腺障害
冷え/震え
耳の感染症
慢性喉の痛み
後鼻漏
脱毛
副鼻腔炎
太り過ぎ
体重不足
糖尿病
目の痛み
早期老化
自閉症

 

該当した数が、

・10以上 カンジダ異常増殖の可能性大
・5~9 カンジダが増殖していそうなパターン
・0~4 チェックした症状が重症で永続的でなければ、通常レベル

かなりざっくりしたチェックになりますが、複数当てはまると、疑う感じですね。

私は便秘に後鼻漏に頭痛に無気力にアトピーと、いろいろ該当あり。意外なところで、歯茎が痩せるとかありましたね。時々歯茎と歯の境目に歯ブラシが当たって知覚過敏の症状が出ていたのですが、腸内環境が整ったら、それがなくなって、すごーくびっくりしました。

よもやまさか、カンジダがそんなところまで影響しているとはなぁ・・・。歯医者さんでも何も改善しなかったんですよね。

(※これらのチェックは診断を意図したものではありません。詳しくは医師にご相談ください)

 

アトピー向け腸内カンジダの治療法

カンジダ対策について、栄養学のクリニックでIgGの食物アレルギー検査をしたときにいろいろ聞き出してきたのですが、

症状がある場合は、まず食事制限です。

ざっくりですが、
・糖類
・アルコール
・グルテンを含む食物(小麦)
・果物
・乳製品
・紅鮭サーモンとイワシを除くすべての魚と貝
・すべての豚肉製品と加工肉製品
・添加物や防腐剤
・カフェインを含む飲み物
・ナッツ
・豆類
・きのこ類
・市販の調味料(糖や発酵調味料が入っているのでNG)
・お酢
・油(ピーナッツ油 綿実油 コー??ン油 キャノーラ油 大豆油 マーガリン ショートニング)
・イースト発酵した食品すべて
・酵母が入っている食品すべて

これらを食事から抜きます。

とにかくカンジタ菌の餌となる糖分やイースト菌やカビのような菌類を含む食品を断つことが重要となります。肉や魚、コーヒーもカビ類の汚染があるためNGなんです。
どんなに制限しても100%は難しいのですが、とにかくできる限り制限します。

 

酵母が入っている食品、例えばビール酵母なんかは、普通にカンジダでない人がダイエット目的で食べても腸内で発酵してボコボコガスが出ますよね。
同様にカンジダ菌も上記の食物が腸内に入ってくると、エサにして発酵し、アルコールやガスを発生させるわけです。

これらを食べないだけで、腸カンジダが増殖している人は、症状が改善したりします。

 

そのうえで、重症の場合はカンジダ菌の除菌を行います。
ナイスタチンのような抗真菌薬を使うか、カンジダの嫌いなハーブ(ガーリック・オレガノオイル・パウダルコなど)のブレンドサプリなどです。

連続してとり続けると、耐性菌の問題があるので、1~数か月でローテーションを行う場合もあります。

 

カンジダの増殖が軽度の人は、食事制限(少なくとも砂糖の入った食品、果物、イーストを含む食品、小麦)をしながら乳酸菌やプレバイオティクスによって、腸内環境をよくすることでも、改善を図ることができます。

 

カンジダの増殖を抑える乳酸菌

カンジダの増殖を抑えるのに適した乳酸菌は、アシドフィルス菌です。
ビオフェルミンなんかにも入っていますね。

あとは、市販であれば、ミヤリサンも効果があります。
ただし、ミヤリサン単体よりは、アシドフィルス菌を主体とした乳酸菌サプリメントと一緒に取ることが効果的。
ミヤリサンは、乳酸菌やビフィズス菌とは働きが異なり、腸内で発芽して酪酸を出し、それが腸粘膜の栄養源となって炎症から守るほか、腸内を酸性に保ちつことで、カンジダが増殖しにくい環境を作ります。

 

アトピーのカンジダ抑制に有効なオリゴ糖

北海道にある文苑松田皮膚科の松田三千雄医師により、「ラフィノースのアトピー性皮膚炎に与える影響」とする研究が発表されています。
オリゴ糖の一種である「ラフィノース」をアトピーの人0~23歳の50人に取ってもらったところ、カンジダ菌を抑制する効果があったそうです。

甘い物、果物、アルコール過多といったカンジダ増殖因子を除去してもらい、それでも改善がなかった患者にオリゴ糖を摂取してもらったところ、有効率76%だったとか。

(参照元:http://www.nitten.co.jp/raffinose.html)

ナイスタチンのような抗真菌薬に効果はやや劣るが、副作用は極めて少なく安全、腸内菌叢の改善で間接的にカンジダを抑制した可能性、直接的にカンジダ菌に作用した可能性も否定できないとされております。

 

ただし、オリゴ糖は純粋なオリゴ糖でなくてはダメです。市販のシロップやラフィノースが入っているパウダーの甜菜糖やビートオリゴ糖などは、オリゴ糖の含有量が少なく、あとはショ糖などの甘い糖分が入っているものです。これは逆にカンジダのエサとなり、症状を悪化させます。オリゴ糖がカンジダのエサになると言う言説を見かける場合、それは含まれるショ糖の問題です。

市販の甘味料のラフィノース含有量は30%程度、良くて40%程度です。

 

純粋な生成されたオリゴ糖は、糖のイメージよりは食物繊維に近く、胃で分解されずにそのまま腸内でビフィズス菌を増殖させる効果もあります。自前のビフィズス菌を増やしてくれるというメリットがあります。

純粋なオリゴ糖・ラフィノースは、なめてもほとんど甘くないので、甘味料として使えるような代物ではありません。だから、スーパーなどで甘味料としては販売されていないんですね。

 

国内では、カイテキオリゴはぐくみオリゴといった、腸内環境改善のための純粋なオリゴ糖のブレンドが販売されています。甘みもほんのりといったレベルで、見た目はただの白い粉です。

カイテキオリゴとはぐくみオリゴは、天然の純粋なラフィノースが使用されていいます。

 

 

私のような、腸内環境がかなり悪い人間は、ついでにビフィズス菌増殖効果での便通改善+カンジダ対策も狙って、オリゴ糖とアシドフィルス菌主体の乳酸菌のダブルで飲んでいます。配合割合を調べたところ、ラフィノースの配合割合が多いカイテキオリゴを選びました。

 

摂取しはじめは何の変化もなかったのですが、3か月とり続けるうちに、ガスが出て大変な状態に!。これは失敗だったか・・・?

と思いながらも、その後も継続したら落ち着きました。お通じが良くなり、肌の回復も早くなってきました。アトピーは炎症が落ち着く感じですね。歯茎痩せもなくなったんですわ。本当にこれは不思議体験でした。

 

ひとまず自分でできるカンジダ対策として、想像以上に有効だったと思いますので、シェアしておきたいと思います。

 

おわりに

腸内カンジダ、ひいては腸内環境は、アトピーとも関係があることが研究でどんどん明らかになってきています。

カンジダの簡易チェックで心配になったら、検査ができる医師のもとで、カンジダ除菌についての治療計画を立ててもらってください。

軽度であれば、自分で乳酸菌とオリゴ糖を摂取することでも、改善可能です。ただし、甘いものやイースト、小麦など、カンジダを増殖させる食品をやめないと、改善スピードは上がらないです。カンジダが落ち着いたら暴食しなければ食べられるので、アトピーの調子が良くなるまでは、まずは食事制限をしながら乳酸菌+オリゴ糖が妥当なところかもと思います。



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このサイトについて

tきらり

きらり です。

小さい頃からずっとアトピー。大人になっても悪化の一途。

いわゆる全身ステロイドリバウンドも経験しましたが、働きながら完治させました。もう長らく、ステロイドは使っていません。


その実体験を元に、良かったこと、悪かったことを、知っておくとよいことを、みなさんにシェアしたいと思います。


ちなみに、ステロイド完全否定派ではありません。ステロイド治療も代替医療も両方の良いとこどりで、いかに私生活と治療を両立させるかがモットー。人生の中心は病気の治療じゃないよね。やりたいこと楽しむためのものだよね。

こうして公開することは想定していなかったので、全身ボロボロの時の写真は残っていないけど、ラストスパートの時はこんな感じ。


ダラダラとステロイド付けていた部分は頑固だったなぁ・・・
アトピー完治


今日も仕事から帰って、せっせとブログ更新してます。ときどき見に来てください。


【お願い】 運営者きらりは元患者の立場であり、アトピーを職業にする気持ちはありません。アトピーに関する執筆・講演等やお仕事コラボのご依頼は申し訳ありませんが全てお断りしています。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。