アトピーカウンセラーってどうなの?カウンセリングを受けるかどうか

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アトピーカウンセラーについて、アトピー当事者だった自分が思うことをつらつらと話してみたいと思います。
アトピーでカウンセリングを受けるって?カウンセリングを利用するほうがいい場合って何なの?ってことがわかると思います。ちなみに、私はカウンセリング否定派ではありません。必要な人だけ、きちんとしたカウンセリングを利用すればいいと思っています。

 

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アトピーカウンセラーって何なの??

アトピーカウンセラーという名前を見かけたのはネット上でした。アトピー関連の情報を求めてネット上を見ているとかなりの頻度で出てきます。
どういう人かと言えば、アトピーにまつわるカウンセリングに特化している人なんですね。アトピー患者特有の悩みや状況にあらかじめ理解があり、アトピー患者の家族のカウンセリングに対応している人もいます。

治療方針や薬などについてはあくまで医師が受け持つ範囲です。(逆に言えばカウンセラーは治療行為は行えない)

カウンセラーはアトピーであることで日常生活で出てくる心理面・行動面・人間関係面での悩みの相談に乗るのが仕事です。

※私はアトピーでカウンセリングを受けたことはありませんが、仕事の関係で現役カウンセラーの方に仕事内容を詳しく聞く機会がありました。その時に教えていただいたことなどをもとにお話します。

 

アトピーカウンセリングの種類

アトピーカウンセラーを名乗る人は大勢います。そして玉石混合です。
なにしろカウンセラーは誰でも名乗れる職業です。資格があろうが無かろうが、なろうと思えば誰でもなれてしまう。

サービスの形式はいろいろあって、

・対面で1対1
・対面でグループカウンセリング
・メールカウンセリング
・電話カウンセリング

中には
・セミナー
・情報商材(高額な資料・ノウハウ)販売

を行っている人もいます。セミナーや資料の販売は正直カウンセリングでも何でもないのですが、カウンセラーを名乗ってそういう商売をしている人もいるってことを知っておくといいかなと思います。

 

カウンセラーの属性というのもいろいろあります。

・化粧品・健康食品販売の一環
・セミナーや情報商材販売の一環
・整体やカイロプラクティックのサービスの一環
・美容外科・皮膚科の無料カウンセリング

これらは、いわゆる心理カウンセリングではなく、自社の商品やサービスのどれがお客さんにマッチするかをアドバイスするだけです。
まあ、これは必ず最後に商品販売がついてくる。その場で売られなくても、後から定期的に情報提供し、購入の機会を待っている感じになります。
基本、無料ですね。

このケースについては、かなり広い意味でのカウンセリングになりますが、解決策が必ず商品やサービスになってしまうんですね。

 

本当のカウンセリングとは、カウンセラーが相談者に対して明確な解決策をアドバイスすることは原則的にないんです。
カウンセリングを受けることで、相談者が自分と向き合い、話をする中で自発的に何に悩んでいるかに気付き、カウンセリング終了後に主体的に自分で悩みに向かっていけるようにしてくれることなんですよね。

つまりお手軽、即効な答えをくれるのは、本当のカウンセリングではありません。

相談した時に、「こうしなさい!」と明確なアドバイスはもらえないんです。

なので、ちゃんとしたカウンセリングを受けに行ったら、自分の悩みと向き合うことになります。
カウンセラーは答えをくれず悩みと向き合いながら自分の心を整理していく手伝いをするのが本当のカウンセリングなのですね。

助言はくれますが、指示はないですし、問題解決するのはあくまで自分です。

心と頭を整理するのを手伝ってくれる感じですね。

 

アトピーカウンセラーの種類

見たところ、アトピーカウンセラーにも種類というか属性があるように思います。
私見ですが分類してみました。

① アトピービジネス系(高額で内容がないもの)
② 占い・スピリチュアル系でアトピー特化型
③ アトピー経験者が自分の経験をもとにカウンセリング
④ プロの心理士によるカウンセリング(アトピー特化)
⑤ プロの心理士によるカウンセリング(一般)
⑥ 医師によるカウンセリング

 

カウンセリングと言うものは、肩書きや資格よりも、カウンセラーの資質や技術が物を言う世界なので、肩書きだけで判断するのは難しいのですが、ある程度はダメなカウンセラーを選別しておかないと、大事な時間とお金をドブに捨てることになってしまいます。

 

まずは①のアトピービジネス系ですが、これは論外。近づくと良いことは一つもありません。
例えばカウンセラーを名乗って、高額なマニュアルやノウハウ集を売っている人。良心的な価格のマニュアル販売をした後、メールアドレスに高額カウンセリングの売り込みをかけてくる人。異常に高額なセミナーを開催してる人。

 

②の占いスピリチュアル系も個人的にはお勧めできない。解決策に占いや前世を持ち出して本人が問題解決の力がつくとは思えないからです。多少心が晴れる効果はあるかもしれませんが。

 

③アトピー経験者なんですが、良いカウンセラー ~ 素人 ~ アトピービジネス系の人までが混じっていて、見分けをつけるのが難しいです。お金を払うなら、カウンセリングの訓練をきちんと受けている人であることが重要。
ちゃんと相談者が自律して問題に向き合うのを助けられる人ならいいのですが、往々にしてカウンセラー側の経験的なアドバイスで終了してしまうことも多いです。深刻な問題を抱えておらず、気楽に話をしたいだけならいいですけど。

もし、同じアトピー経験を共感してもらったり、愚痴ったりして気晴らししたいなら、わざわざお金を払わずに、ブログや掲示板やコミュニティやらSNSで、同じ境遇の人とつながって話をするのでもいいと思います。ただし、マナーとして相手の感じたことを批判したり非難したりしないこと。言葉づかいに気をつけること。

 

④と⑤のプロの心理士が一番理想的です。
アトピー専門のカウンセリングをしている人は、アトピー患者の前提を理解してくれているので、話が早いというメリットがあります。

アトピー専門ではなくても、プロの心理士であれば、アトピーの苦しみに対してきちんと受け止めて話を聴いてくれます。上から目線でものを言ったり、変な説教をすることもないはずです。

 

⑥は、例えば精神科医によるカウンセリングです。実際は受けられることが少ないかと思います。

というのも、正式に医師によって行われ、保険適用が認められた認知行動療法などのカウンセリングは、うつ病等の気分障害のみが対象です。

美容皮膚科のカウンセリングは皮膚の症状についての治療についての相談であり、あなたの心理面の問題解決をサポートするものではないですので除外。
クリニックでは、医師は治療に専念して、カウンセリングは別途有資格者の心理士が受け持つことが多いです。医師がカウンセリングする場合は自由診療で高額を取っていることもあります。

 

どこでカウンセラーを見つけるか

カウンセラーを見つけるためにはどうすればいいのか、です。

まず一番簡単で確実なのは、

・お住まいの地域の保健所
・お住まいの地域の保健センター
・精神保健福祉センター

に相談して見つけてもらう方法があります。
アトピー専門の方が見つかるかはわかりませんが、一度探してもらうよう相談してみるといいです。

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・会社の健康相談室
大きな会社であれば、産業医や産業カウンセラーが常駐していることがあります。仕事関連が絡むならそちらを利用するのもいいでしょうし、社外で相談できるカウンセラーを紹介してくれることもあります。ただしここもアトピー専門のカウンセラーを見つけ出してくれるかは状況次第。

 

・大学附属相談室
臨床心理士の専門家を育成する大学、大学院で、教員の監督指導のもと、大学院生が担当してくれます。
メリットは一時間3000円程度と、民間よりも金額が安いことです。臨床心理士の卵なので質は玉石混合。

 

・インターネットで自分で探すなら・・・

・精神科、皮膚科、アレルギー科併設のカウンセリングルームを利用する
⇒確実です。特にアトピー治療をしているクリニックのカウンセリングルームは話が早くて良い

・地域名+カウンセリングで検索する
⇒幅広くカウンセラーがヒットします。玉石混合。HPやブログをよく読んで、カウンセラーの考え方や人柄を確認してくださいね。

・アトピー+カウンセリングで検索する
⇒アトピー専門カウンセラーがヒットしますが、アトピービジネスもヒットするので注意。ちゃんとしたカウンセラーかどうか、HPやブログの内容からご自身でしっかり見極めてください。

 

絶対に近寄ってはいけないアトピーカウンセラーとは

これは止めておいたほうがよいアトピーカウンセラーの特徴を挙げておきます。

 

・「一瞬で治る、1回で治る」などのインパクトのあるキャッチコピー

 

・「もう苦しまなくていいんです!」と、あたかもカウンセラーが相談者を救うような表現をする

 

・HPやブログの内容がカウンセラー自身の愚痴やぼやきであふれている。

 

・相談者を叱る、怒る

カウンセリングでは相談者の感情や人格を否定することは禁忌とされています。
もしカウンセラーのブログやクチコミで叱られるとか怒られるという記述があったら、そのカウンセラーとは関わらないこと。
厳しく言うのは実は洗脳の手口です。カルトとか宗教見てればわかります。
弱っている人を最初に叱り飛ばし、「自分が間違っていた。自分が悪かった」と相談者に罪悪感や自己否定感、自責の念を抱かせます。そのあと優しい言葉をかけることで、カウンセラーが救世主となり、相談者を依存させることができます。後は延々カウンセリングに通わせたり物を買わせたりやりたい放題です。でも相談者は自分のために言ってくれていると思いこむので、なかなか関係性から抜け出せず、良いカモになってしまいます。見た目が良い人そうでもやってたりしますので注意。

 

・相談者の話を聴かずに一方的に話し始める

 

・相槌などリアクションが何もない

 

・時間を守らない

 

・話してみて、自分がもっと話したいと感じられない
⇒ 言葉にできない違和感とかも判断基準としてアリです。だって話を聞いてもらう人なんだし。

 

・高額なセミナー、無料セミナーの後の商品・サービス売り付け
アトピーの治療法についてはたくさん書籍が出ています。経験者のブログもあります。
わざわざ高いお金をとるセミナーで何を教えてくれるのか?
無料セミナーは、セミナー自体が何を意図して開催されているかをよく見極めること。カウンセラーが何でご飯を食べているのかを考えるといいです。どっかで稼がないとボランティアでは食べていけないはずなので・・・。

 

・カウンセリング後の商品・サービスの売り付け
心理カウンセリングサービスをやった後に、商品やサービスを別途勧められることがあります。
これは本当に必要なものなのか見極めが重要です。何万円も何十万円もする高額商品ならその場で決断せずに時間をもらうのが良いでしょう。「今日は要りません、考えます」と言っても引き下がらずに売ってくるとか、今日だけの割引サービスですとか条件をつけて売りに来る場合は、縁を切ったほうがいいですね。
マルチとかネットワークビジネスのお誘いが裏に隠れていることもあります。

 

ちゃんとしたアトピーカウンセリングって?

繰り返しになりますが、カウンセリングの目的は、ものの捉え方が変容したり、考え方の幅を広げたり、カウンセリングを受けることによって気づきを得て自己成長につなげることです。問題を自分で解消、解決できるようにサポートしてもらうことです。
なので、カウンセリングに行けば魔法のようにアトピーが治るわけではないです。

でも、物の見方が変わったり、心の整理ができることで、イライラとか不要な不安や罪悪感、怒りなどの感情的ストレスが和らぐことがあります。現実は変わらないけれど、自分が感じるストレスが減って気分が安定してくると、自律神経系を介してホルモン系・免疫系のバランスを整える効果があることも事実です。

アトピー治療に対して積極的になり、生活習慣が立て直されるきっかけになることもあります。

 

カウンセリングで何を話すのか?

カウンセリングを受ける対象になる人は、こんな感じ。

・アトピーが本当になおるのか不安
・アトピーが再発しないか不安
・アトピーがなかなか治らない
・家庭・職場・学校、人間関係
・病気であること
・休養していることに対しての後ろめたさ、罪悪感
・進学・就職・結婚・出産などへの抵抗や不安
・なんで私ばかりこんな辛い目に合うのか…という気持ち
・人に会えない
・ひきこもり
・食事制限にまつわる不安、過食、拒食
・周りにアトピーのことわかってくれる人がいない
・アトピーのことを周囲に相談しづらい
・問題を自分で抱え込みがち

といったことです。

また、

・漠然とした不安・恐怖・怒り・悲しみ・苦しみ
・頭の中で悩みが堂々巡りしている

こういう場合も、人に話を聞いてもらうことで、整理されたり、突破口が開けることがあります。

 

費用や期間、回数の相場

費用は、対面で一対一のカウンセリングであれば、ワンセッション5000円~10000円前後が相場感としてあります。
時間は1時間ぐらいが多いです。
電話のカウンセリングも同じくらいの金額。
メールカウンセリングなら一往復で3000円~ぐらいが相場のようですが、カウンセラーによってまちまちですので必ず事前に確認しましょう。

 

期間や回数は、その人の問題の状況によりますので、本当に一概には言えないです。
1週間から1か月に1回程度通う場合が多いです。
きちんとした所であれば、カウンセリングの頻度は相談者が主体で決めることができます。予約状況にもよるのでしょうが、「一週間後にきてください」とカウンセラーから一方的に決めつけられることはないです。なかなか決められない人でも、「少し通われるほうが良いですがどうでしょうか?」と提案されるぐらいです。

 

あと、「いつでも困ったら相談しに来てください」って言うのもダメなカウンセラー。

カウンセラーと話したことを日常のに持って帰り、生活の中で話したことを生かし、気づきや発見、新たな解決の糸口を自力で見つける・・・。そういうのが本来のカウンセリングの効果です。自分での気づきを持って次回のカウンセリングで話をするんです。気づきがなくてもそれを題材にまた話をしながら心を整理していきます。

 

基本、次回の予約まではちゃんと自分で過ごす。きちんとしたカウンセラーは面談スケジュールも守ります。
お構いなしにカウンセラーにメール、電話、相談をしてしまっては、カウンセリングの有効性が半減してしまいます。

 

概ねカウンセリングの回数は、1回では済まないことが多いです。
何回か通うことになると思っておいたほうが良いでしょう。

 

なお、特にカウンセリングに当たって準備することはないのですが、カウンセリングを受ける目的は言えたほうがいいでしょう。カウンセラーにどうしても言いたいことがある場合はそれをメモして持っていってもいいかもしれません。自分の言葉で

 

まとめ

アトピーカウンセリングを受けるなら、カウンセラーをちゃんと選ぶこと。これにつきます。
弱みに付け込んで、相談者を依存させるような人は止めておきましょうね。

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tきらり

きらり です。

小さい頃からずっとアトピー。大人になっても悪化の一途。

いわゆる全身ステロイドリバウンドも経験しましたが、働きながら完治させました。もう長らく、ステロイドは使っていません。


その実体験を元に、良かったこと、悪かったことを、知っておくとよいことを、みなさんにシェアしたいと思います。


ちなみに、ステロイド完全否定派ではありません。ステロイド治療も代替医療も両方の良いとこどりで、いかに私生活と治療を両立させるかがモットー。人生の中心は病気の治療じゃないよね。やりたいこと楽しむためのものだよね。

こうして公開することは想定していなかったので、全身ボロボロの時の写真は残っていないけど、ラストスパートの時はこんな感じ。


ダラダラとステロイド付けていた部分は頑固だったなぁ・・・
アトピー完治


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