お風呂場のカビでアトピーをこじらせない!簡単な6つの対策

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大人でもお風呂のカビがアトピーを悪化させることがあるので、ちゃんと掃除して対策してほしいです。アトピー肌に優しい方法での掃除や予防の仕方、できるだけめんどくさくない、私がやっている方法をシェアします。意外と気がつかなかったところまで、お風呂場のカビ対策についてまとめました。

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風呂のカビとアトピー

お風呂で黒カビが良く生えますよね。アトピーに関係が深いのは、このカビでクラドスプリウムという黒カビです。タイルの目地によく付く茶色~黒色のメジャーなカビです。一旦はえるとしつこいですね。
クラドスプリウムはIgEのアレルギー検査の項目にもアレルゲンとして登録されているアトピーの悪化因子。IgEに引っかからなくても、傷ついた肌への刺激になって(接触性皮膚炎)お風呂にいくと肌が調子悪いこともあり得ます。

 

ちなみに、最近多いユニットバスや洗面所などで見られる、お風呂場のピンクのヌメリがありますよね。あれのの正体は、「ロドトルラ」という酵母菌で、正確にはカビではないんですが、カビが生える場所に発生します。カビ以上の繁殖力なので、すぐに発生します。ピンクのヌメリが出た時点で一気に掃除すると、黒カビ予防につながります。

 

肌を一番露出する空間で、カビに暴露するって、よく考えたら最悪です。

お風呂は、カビが繁殖するために必要な要素、栄養素・温度・湿度・がすべてそろってるんですよね。

 

浴槽のお湯を翌日に沸かしなおして入ると、菌が繁殖して良くないという話は結構出ますよね。
もちろんアトピーに関しても沸かしなおしたお風呂は肌によくないです。でも、これは菌の話。菌とカビは違うものなので。

お湯を翌日に持ち越すのは、カビ対策的にも良くないです。理由は簡単で、お湯を貯めている時間が長ければ、湿気と温度が高い状態を作り出しているから。

 

どうしても翌日に持ち越すなら、浴槽にしっかりフタをしておいたほうが、お風呂場への湿気放出はマシになりますが、お風呂のお湯は使い終わったら、すぐに流してしまうのが一番いいのです。

水道代とかエコとか、いろいろ理由はあって、洗濯にお風呂の残り湯を使い回したいって人もいるかもしれないけれど、アトピー治療中は止めたほうが無難ですよね。菌の問題もあるし、風呂場のカビ対策上もマイナスになってしまいます。

 

あと、重症アトピー中ってお風呂のお湯にいっぱい剥がれた皮膚が浮くじゃないですか。
私の場合は、あのお湯を使いまわすって、発想自体が湧かなかったです。浴槽の栓抜いてすぐきれいにしておかないと、垢のざらざらが湯船についたままになって却って翌日の掃除が余計に大変になってしまいます。
そうすると、メンドクサさが倍増し、風呂掃除への心理的ハードルも高くなり・・・と悪循環ですね。忙しいと特にね。

 

一人暮らしだと特になんですけれど、お風呂上がりに掃除やカビ対策も一気にやっておくとすごく楽です。

下手にカビを生やしてしまうと、カビ除去に労力を使います。カビキラーなどの塩素系は肌にも刺激になりますので、そうならない前に、簡単な方法できれいな状態を維持しようってことです。

 

風呂場でカビが多くなりやすい場所と掃除法

 

 

今すでにカビが発生している可能性も大なので、一旦ピカピカにカビを掃除してしまいましょう。

それから綺麗なお風呂維持法をやると効果大です。

 

 

先に、カビが生えやすい箇所とアトピーさん向け肌に優しい掃除法を確認しましょう。すでにあるカビは一度徹底的に綺麗にします。その後も定期的にカビ掃除の日は設けたほうがいいですね。

 

配管の中

まずお風呂を沸かす配管の中から。

お湯の中に酵素系の漂白剤の粉のタイプを150gほど入れて、20分ほど放置します。そのあとお風呂を沸かします。
いろいろ浮遊物が出てきますので、お湯を捨て、浴槽を洗い流してください。

 

排水溝の中

排水溝は、髪の毛などゴミを取り除き、ヌメリや目に見えるカビ汚れは、歯ブラシなどに重曹を粉のまま付けて、こすり落とします。

目に見える部分がきれいになったら、排水溝の中に、重曹をカップ1杯入れます。
その後に、熱湯をカップ1杯一気に注ぎ込みます。これで終了。
もし、詰まりがあるようだったら、熱湯の代わりに、水で溶いたクエン酸もしくはお酢をカップ1杯注ぎます。
シュワーっと泡が出て、汚れ落ちが良くなります。

 

洗面器・お風呂のイス

洗面器の裏はカビがよく生えます。よく使っている場合はいいんだけれど、余り使わず放置しているほうが危険です。
スポンジでこすれば楽に取れるはずです。もし湯垢でざらざらしているなら、それも擦って綺麗に落としておくこと。湯垢を栄養にまたカビが生えやすくなるので。

市販のお風呂用洗剤でもいいのですが、重曹ペーストが最強です。

市販のお風呂用洗剤より汚れが落ちますし、皮膚バリアへの影響を考えても安全。私はどうしても市販の洗剤がはねて皮膚につくと痒くなるので、重曹を愛用しております。もちろん掃除のときはポリ手袋着用。

 

使い方は、重曹と水を3:1くらいで混ぜるだけ。

重曹ペーストを塗って10分放置。
あとはスポンジで擦ってあげると楽に落ちます。

※ここで注意しておきますが、洗剤を使わなくてよい激落ちくんなどのメラミンスポンジは、樹脂素材のアイテムや浴槽・風呂の壁には使ってはいけません。表面の加工がはげて傷が付きやすくなり、カビも生えやすくなります。

 

浴槽のふた

お風呂の蓋もカビが良く出やすいです。板状のものは淵の部分に、折りたたみやシャッタータイプ(巻き取るタイプ)の場合は溝が多いのでそこにカビが発生しやすいです。

軽いカビなら、浴槽にお湯を張って、そこへ重曹を入れてつけおきします。お湯150リットルに対して重曹1カップが目安です。
つけおき時間は長いほど楽に落とせます。半日つけおきしておくといいと思います。ついでに浴槽もきれいになります。

つけおきが終わったらこすり洗いをします。スポンジで汚れを落とします。

 

これで取れないカビだったら、重曹とクエン酸でカビ落としします。

まず、瓶などの口の広い容器のなかで、クエン酸と重曹を同じ量ずつ混ぜて、少量の水で溶いてペーストを作ります。シュワシュワと泡立ちますので、必ず口の広い容器でつくること。

 

できたペーストを頑固なカビの上に、乗せます。のまま30分ほど置いた後、きれいに拭き取ります。熱めのお湯で流して終了です。

これでも取れない根の深いクロカビは、最後の手段。カビキラー等の塩素系カビ取り剤で取るしかありません。できれば皮膚刺激も強いので避けたいけれどこれ以上強力なものはないので。
換気と皮膚につかないよう注意して、使用します。

 

お風呂の扉や窓のパッキン

ゴムパッキン部分のカビも、重曹とクエン酸のペーストを使います。カビに塗って30分ほど放置して拭き取ります。流せる場所ならお湯をかければいいし、雑巾で水ぶきして仕上げでもいいです。

換気扇

お風呂場の換気扇の掃除をこまめにしていますか? 私は昔はやってなかったなー。でもお風呂の換気扇はカビが生えやすいし、カビを撒き散らしてしまう場所なので、お手入れをしっかりしたいところなのです。

 

頻繁にお風呂掃除をしても、すぐお風呂場がカビだらけになる場合は、換気扇がカビに汚染されていることも多いです。
換気扇カバーの淵などにホコリがたまっていたら、そこからカビの温床になっている可能性大です。ホコリが湿気で固まってこびりつき、その中にカビが充満していて、天井からカビが落ちてくるんですよね・・・。

このホコリを浴びると、アトピーが悪化してしまうので、掃除のときにはマスクやメガネや手袋など装備して、肌への付着に気をつけてください。

 

換気扇はいろいろタイプがありますが、ほとんどがネジやナットで固定しているので、ドライバーとレンチが必要です。
四隅のねじを外して、分解し、中のファンも取り出します。

取りだしたパーツは、重曹を入れたお湯につけおきして、汚れをとります。

換気扇の取扱説明書がある場合は、取り外し方が記載されていますので参照してください。
もし、外し方がわからないようであれば、お掃除業者に依頼するほうが良いです。こわすと修理代のほうが高く付きます。

 

天井

天井のカビは薄く広く生えているので、目に見えません。
なのに胞子をバラまく力が強くてカビが浴室全体に広がる原因になっている!ので天井のカビ駆除は大切です。

ホコリもカビの温床になりますし、湯気は上にあがるので、天井は常に湿気を帯びますから、カビやすいんですね。

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長い柄のついた風呂掃除用のスポンジがあれば、それで天井も洗います。重曹を濃いめに溶いたお湯に浸して、天井をこすります。終わったらお湯に浸したスポンジで拭くか、熱めのシャワーをかけます。
明らかにカビが見えている場合は塩素系カビ取り剤で取るしかないです。

実際私も風呂場の天井を掃除したら、お風呂のカビ取りの労力は劇的に少なくなりました。ぜひやってほしい。

 

シャワーヘッドと蛇口

これも基本重曹でいけます。
洗面器にお湯を張って重曹を入れ、分解したシャワーヘッドをつけおきします。30分ほど経ったら洗い流します。
もし湯垢や汚れがひどい場合は、酸素系漂白剤をお湯に溶いたものでつけおきします。

蛇口は重曹ペーストをつけた歯ブラシで磨きます。蛇口の裏側って、結構汚れてます。覗き込んで見るとよくわかりますよ。

 

シャンプーやリンスのボトルの下

あまり動かさないシャンプーボトルの下は、ヌメリやカビが出やすいところです。シャンプーの成分を餌に黒カビやピンクのヌメリが発生します。重曹ペーストとスポンジで洗います。

 

石鹸皿とその下

石鹸皿の下もカビが出ます。石鹸自体にはカビは出ないのですが、石鹸皿の隙間とか裏には出るんですよね。これも重曹ペーストとスポンジで洗います。

※ちなみに、体や頭を洗うのに石鹸やボディーソープを使わないようになると、お風呂場のヌメリやカビの量は減ります。

 

シャワーカーテン

シャワーカーテンの裾にピンクのヌメリや茶色のカビ、黒カビが出てきますよね。あと、カーテンの上にも埃がたまってカビが住み着きます。

洗えるタイプなら、全部洗濯が一番です。洗面器や浴槽に重曹とお湯を入れて浸して洗います。
もう取れないカビになっているなら、買い替えがベストです。

 

タオルと足ふきマット

お風呂上がりに体を拭くタオルがカビに汚染されているってことはよくあります。
湯上りに体を拭いたタオルは、何度も使いまわしせずに、速やかに洗濯しましょう。家族とタオルの使いまわしも、アトピーの人には良くないです。特に顔を拭いた瞬間に何か臭いがするようなタオルは取り替えてしまいましょう。
カビに接触性皮膚炎を持っている人は、カビの多いタオルで体を拭き始めると、皮膚のかゆみが一気にひどくなることもあります。心あたりのある人はタオル変えてみて。

足ふきマットも同様に、こまめに洗濯が必要です。洗濯機で洗える素材のものにしておいて、毎日洗濯するのが一番です。

 

風呂掃除グッズのお手入れ

最後に、風呂掃除につかったスポンジとか、お風呂場におきっぱなしにしないこと。
掃除グッズは乾燥させて清潔に保ちましょう。そうじゃないとスポンジにカビがついたり臭いがついたりしますから・・・。
掃除後に重曹でもみ洗いしたのち、すぐにベランダや窓の外へ干しに行くこと。

 

カビを出さない!アトピーにやさしい毎日の簡単な対策

風呂場のカビ対策の基本は、カビが繁殖する要件である、栄養(汚れ)を減らし、温度と湿度を低くすることに尽きます。ということは、

・清潔・低温・乾燥 を保つことですね。

これをどう維持するかです。

 

1.風呂上がりにすぐ浴槽のお湯を抜いて掃除する

お風呂に入ったり、半身浴をしたら、その場で浴槽を洗います

浴槽のお湯を抜くと同時にシャワーをかけてスポンジで浴槽内をこすります。このタイミングだと、洗剤をつけなくても楽に汚れが落ちてくれます。湯冷めしないためと汚れ落ちをよくするために、お湯の温度を42度以上に上げて洗い流します。

家族がいる人は最後にお風呂に入る家族にやってもらえばいいです。せっかくのお風呂上がりですが、家族がいない人は自分でいつかは掃除しないとしょうがないので、もう、自分もお風呂もさっぱりスッキリ!!という気持ちで、このひと手間をやりきってしまいます。

 

2.風呂場の中・壁・天井に熱いお湯をかける

これもお風呂上がりに熱い目のお湯をかけまくります。水ではなくて42度以上の熱いお湯です。(やけど注意!!)水だと石鹸や皮脂の汚れが落ちないです。

シャンプーボトルや石鹸皿もどかして、お湯をかけて流しておきます。本当はここで拭いて乾かすのがいいです。面倒な場合は入浴時に毎日洗い流しておけば対して汚れないんです。ボトルから垂れたシャンプーなどを流しておきましょう。

 

3.風呂の扉と窓を開け放すか、換気扇を常時つける

お風呂に入っている間も、風呂上がりも、お風呂の換気扇はずっと付けておきます。
お風呂場は、窓を開けずに換気扇は24時間付けておくか、風呂の扉と窓をあけなして風通しを確保するかのどちらかを行います。熱いお湯をかけたお風呂場も急速に温度が下がって、湿気が逃げていきます。

 

4.お風呂の天井を消毒用エタノールで拭く

お風呂の天井から落ちてくるカビで、風呂中のカビが繁殖するので、対策します。
お風呂上がり直後ではなく、風呂の天井がある程度乾いている状態のときに、クイックルワイパーのようなシートタイプのフローリング用モップで天井を拭きます。その際、乾燥しているシートに、消毒用エタノールを含ませます
(アルコール被れする人は注意してね)
アルコールで消毒すると、カビは除去できます。消毒用エタノールをスプレーしてもいいのですが、天井にかけると自分も浴びてしまいますので、シートにスプレーして使います。。ワイパーで天井から、できたら高い位置の壁までを拭くといいですね。慣れたら5分程度でできます。3日に1回やったらかなり効果あります。

できる人は週に1回、エタノールをお風呂に吹きかけておくとカビ駆除、予防になりますよ。

 

5.重曹スプレーでも予防

消毒用エタノールでもカビ予防できますが、重曹でもできます。アルコールがダメな人は、重曹のほうがストレスにならなくていいかもしれない。

重曹スプレーを吹きつけて10~15分後にシャワーで流すお手入れを行うと、カビの予防になります。洗い流す手間があるけれど、定期的にやっておくとゴシゴシカビ取りすることもありません。

ぬるま湯250mlに大さじ1杯程度の重曹を入れ良くかき混ぜ溶かします。スプレーボトルに入れて常備しておきます。他にもガスコンロ周りの掃除にも使えたりと重宝しますので、用意しておくといいです。

 

6.防カビくん煙剤を使う

付いたカビは落とせないけれど、かびがつくのを予防するのに役立つと、最近CMでも良く見るようになりました。

「ルックおふろの防カビくん煙剤」が効果が高く、カビ予防になると評判です。
水を入れた容器にセットして浴室に置くだけで、煙が浴室全体に行き渡り、天井に潜むカビの原因菌をまるごと除菌してカビ発生を防げます。

開発の時に、カビがどこにいるか徹底調査したところ、一見綺麗な天井にカビがいて、胞子をばらまくことでお風呂全体にカビが発生することを突き止め、くん煙剤開発に至ったそうです。
成分は人体への安全性が高いとされている銀イオン。

梅雨の時期だと窓や扉を開けても湿気が逃げずにカビが出やすくなるので、梅雨前にやっておくと効果的ですね。

成分は銀イオンで、人体には害がないとメーカーは言っています。

銀はもともとアレルギーになりにくい金属であることと、イオン化した金属はアレルギーの影響がないため、安全というのが通説です。一応肌に異常がでたら使用しないとは書かれていますし、アトピー肌には何が悪くなるか個人差が激しいので、可能性はゼロではない。でも必要以上に神経質になる必要はないです。

 

くん煙後はきっちり換気をします。30分は換気が必要。

実際使ってみたら、換気した後でも結構臭いが残っていますので、臭いがダメな人は注意してください。

 

 

おわりに・まとめ

お風呂場はカビの温床になりやすいのは誰でもわかるんですが、掃除が面倒でつい手を抜いてしまうこともあると思います。アトピーだと洗剤かぶれの問題もあるし。でも、一度気合を入れてカビ掃除して、あとはこまめな予防策をしておけば、大がかりな掃除をしなくてもよい状態が保てます。

ユニットバスだったらやっぱりお手入れは楽ですね。
築年数が経っている家のタイル張りのお風呂は目地の掃除が大変だと思いますが、住んでいる以上やるしかない!ですね。

 

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tきらり

きらり です。

小さい頃からずっとアトピー。大人になっても悪化の一途。

いわゆる全身ステロイドリバウンドも経験しましたが、働きながら完治させました。もう長らく、ステロイドは使っていません。


その実体験を元に、良かったこと、悪かったことを、知っておくとよいことを、みなさんにシェアしたいと思います。


ちなみに、ステロイド完全否定派ではありません。ステロイド治療も代替医療も両方の良いとこどりで、いかに私生活と治療を両立させるかがモットー。人生の中心は病気の治療じゃないよね。やりたいこと楽しむためのものだよね。

こうして公開することは想定していなかったので、全身ボロボロの時の写真は残っていないけど、ラストスパートの時はこんな感じ。


ダラダラとステロイド付けていた部分は頑固だったなぁ・・・
アトピー完治


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【お願い】 運営者きらりは元患者の立場であり、アトピーを職業にする気持ちはありません。アトピーに関する執筆・講演等やお仕事コラボのご依頼は申し訳ありませんが全てお断りしています。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。