【アトピー向け】パッチテストしてみよう!自分でもできるよ!

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自分のアトピーが何に影響を受けているのかを、自宅で簡易パッチテストをして調べる方法です。悪化因子を特定して避ければ回復は早くなりますし、新しいスキンケア製品を試すときにもあらかじめパッチテストをすれば被害が出なくて済みます。私も何にでもかぶれ倒す時期があって、よくやってました。

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自宅でパッチテスト

早速、自分でできる皮膚パッチテストの方法をご紹介したいと思います。

パッチテストの方法って、いろんなところで紹介されていて、微妙に違うんですけれど、一応これは皮膚科のパッチテストに近い方法で、ちょっとアトピー肌事情を含めた実践方法になっています。

 

用意するもの

・防水絆創膏 もしくは小さいガーゼと防水フィルム
※昔はパッチテスターというフィルムが薬局にあったのだけど、今は売っていないので。
防水はテスト中に水に濡れるのを防止するため。お風呂に入ったり濡らしたりしないなら、普通の絆創膏でかまわない。

 

・化粧品や石鹸などテストしたいもの

 

手順

1.絆創膏のガーゼ部分にテストするものを少量つける。

化粧水、乳液、口紅、香水、オイル、整髪料 → 肌につけたままにするものは、そのままつける
石鹸、シャンプー、リンス、クレンジング →洗い流す前提のものは精製水や蒸留水で100倍に希釈してつける

 

2.二の腕の内側に張り付けて48時間放置

 

3.48時間(二日間)経ったらはがして、かぶれの有無を見る。

 

4.水やぬるま湯で洗い流し、テスト開始から72時間後(三日目)にかぶれの有無を見る。

 

5.かぶれないとわかったものは、一度アトピーの患部に少量使用し、30分ほど様子を見る。
アトピー患部でのみ刺激を感じる場合もあるので、顔は避けたほうが良い。手足の一部が好ましい。

 

注意点

・かゆみや痛みを感じたら、無理せずにすぐ洗い流すこと

・絆創膏を張り付ける場所は、アトピーの症状が出ていないところにする。

・除毛クリーム、ヘアカラーなど、脱色・着色・溶解する液体は刺激が強いので絆創膏につけて貼るのはリスクがあるため、絆創膏は使わない。直接肌に塗り、20分後に拭き取って肌の状態を観察するにとどめるのが無難。

・必ず日中に行うこと。夜寝る前に行うと、寝ている間にかぶれが発生した場合、すぐに洗い流すことができないから。

・絆創膏の粘着テープ自体にかぶれることもあるので注意。その場合はサージカルテープ+ガーゼ+防水フィルムなどに変更する。ありとあらゆるテープにかぶれるなら、絆創膏などは使用せず、直接肌にテストしたいものを塗って、洗い流さずに24~48時間放置する。

・ステロイド内服中は正確な判定ができないのでやらない。

・ステロイド軟膏やプロトピックは使用していても問題ないが、テストに使う部位には塗らないこと

・多くの化粧品やシャンプー剤は、複数の成分でできている。パッチテストで「陽性」となったら、その中の何かにアレルギーが出るということなので、どの成分に反応しているのかは厳密には判断できない。

・濃度が低かったり、量が少ないと反応が出ないこともある。

 

この方法は、あくまで自宅で行う簡易版です。
厳密にやって、反応度合を見てもらいたい場合は、皮膚科にテストしたいものを持ち込んで、やってもらいましょう。

 

何をパッチテストしたらいい?

基本的には、「現在使用しているもので、患部に触れる可能性が高いもの」になります。
これでかぶれが判明したら、避ければ皮膚症状は楽になっていくはずです。

 

また、これから新しく使う化粧品やシャンプーなど、使う前にテストすることで、新たな皮膚炎を呼ぶリスクを減らすことができます。

 

といっても、何からしたらいいかと迷う人は、以下の表をヒントにしてみるといいです。

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日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会
(接触皮膚炎診療ガイドラインより抜粋 http://www.jsdacd.org/html/contact_dermatitis_guideline.pdf)

 

アトピーが出ている場所で疑わしいものから調べるといいです。
パッチテストがめんどくさい場合や、パッチテストができないものは、疑わしいものを一旦避けてみるのも手です。調子が良くなったら、あえて接触してみて、症状が出たやつがアウトです。

 

自宅でできないパッチテストは?

皮膚科では、自分で怪しいと思ったものを皮膚科に持ち込んでパッチテストしてもらうこともできます。
というか、基本は持ち込みでテストする方法がメインです。成分ごとの試薬のすべてをお医者さんで用意するのは難しいですし、細かい成分を見るよりも、日常で使っているものをテストして原因特定するほうが、治療には直結するからです。

 

金属アレルギーは試薬を自宅で作るのは不可能なので、皮膚科に行ってパッチテストを依頼してください。
17種類の金属のパッチテストができるはずです。
健康保険適用、3割負担で1050円が基本で、プラス診断料などかかるので医療機関に確認してみてください。

 

また、平成27年5月に佐藤製薬からパッチテスト用の簡便な検査キットが出たことで、皮膚科で、

日本人がよく反応を起こしやすい22種類のアレルゲン

をテストできるようになりました。ジャパニーズスタンダードアレルゲンと言います。ヘアカラーの成分ジアミンとか、防腐剤のパラベンとか、ゴム製品の成分や抗真菌薬の成分、金属成分もあります。
健康保険適用、3割負担で5,810円が基本で、プラス診断料などかかるので医療機関に確認してみてください。
反応が激しい場合、水疱を生じ色素沈着が残る可能性もあるので、よくお医者さんと相談して、必要があれば行う感じです。

 

ただし、これらのパッチテスト自体を導入していないお医者さんもあるので、問い合わせを事前にしておくといいと思います。
取り扱いがある専門皮膚科を当たってください。

 

それと、パッチテストを依頼しても、お医者さんがやってくれないケースもあります。理由はいくつかあるのですが、

・パッチテストをするまでもなく、医師が診断確定し、不要とみなした場合。
・パッチテストは2日目、3日目、7日目の皮膚の状態の確認が必要。手間のわりに儲からないためやらない方針。
・かぶれたものを避ければよく、パッチテスト自体意味がないと思っている
・パッチテストでかぶれや水泡ができるので、リスクを考えて行わない

こんなところでしょうか。

 

あきらか接触性皮膚炎ではない症状だった場合には、お金もかかるし体への負担もあるので不要、とお医者さんが言ってくださるケースと、単純にやりたくないケースが入り混じっているので、よくよくコミュニケーションしてみる必要があります。

希望する場合は、「今の症状の原因をきちんと特定したいから」と伝えてみるといいのではないかと。お医者さんによっては、自分の診断に自信を持っていて、あえてテストなんかする必要ないと考える人もいるようです。

 

 

おわりに・まとめ

自宅でできるパッチテストの方法を覚えておくと、思わぬアトピーの悪化も防げますし、原因特定の手助けにもなります。パッチテスト自体で皮膚が荒れるというリスクもあるので、そのあたりは自己責任でやってくださいませ。

ガイドラインにもあるんだけど、ステロイド軟膏やワセリンなどの保湿剤でも皮膚炎起こす人もいるので、違和感を感じているなら調べてみるといいですね。

 

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tきらり

きらり です。

小さい頃からずっとアトピー。大人になっても悪化の一途。

いわゆる全身ステロイドリバウンドも経験しましたが、働きながら完治させました。もう長らく、ステロイドは使っていません。


その実体験を元に、良かったこと、悪かったことを、知っておくとよいことを、みなさんにシェアしたいと思います。


ちなみに、ステロイド完全否定派ではありません。ステロイド治療も代替医療も両方の良いとこどりで、いかに私生活と治療を両立させるかがモットー。人生の中心は病気の治療じゃないよね。やりたいこと楽しむためのものだよね。

こうして公開することは想定していなかったので、全身ボロボロの時の写真は残っていないけど、ラストスパートの時はこんな感じ。


ダラダラとステロイド付けていた部分は頑固だったなぁ・・・
アトピー完治


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