プロトピック塗るとかゆい・ヒリヒリ!副作用を楽にする5つの対処法

LINEで送る
Pocket

プロトピックを塗ったら余計にかゆいし、ヒリヒリ・灼熱感・火照りや赤みが出てうんざり。これじゃ使えないと思うかもしれませんが、そんな副作用を楽にする対処法がありますのでご紹介します。医師と相談しながらやってみてください。

スポンサーリンク

プロトピックのかゆみやヒリヒリって何なの?必ず出るもの?

プロトピックを使った時にはかなり高い頻度で、ヒリヒリとした痛みのような刺激や灼熱感が起こるという報告があり。ほかにも、かゆみがひどくなったり、赤みが増すこともあります。何らかの副作用がでる、その頻度は7割というから結構多いですよね。出ない人もいます。

プロトピックの添付文書にも書かれています。(通常はもらわないけれど製薬会社マルホのHPにあります)

 

一般的には、このかゆみ、ほてり、ヒリヒリは一時的なもので、プロトピックを塗ってから10分後~1時間程度続く感じ。
続く期間も、3日から10日ほど使い続けると自然におさまってくるものとされています。
どうしても最初は我慢する期間があるんですね。

ヒリヒリ・ほてりの正体

プロトピックを塗った時のヒリヒリ感や火照りは、副作用ではありますが、刺激の理由は明らかになっています。

 

プロトピック軟膏を塗ると、皮膚にある感覚神経から、サブスタンスPという神経伝達物質が出ます。
これがヒリヒリしたりほてったりと言った症状の原因になっています。

実は、トウガラシの成分で「カプサイシン」が皮膚についたときと全く同じ作用で出てくるものなんだそうです。
サブスタンスPは血管拡張、血管透過性亢進作用があるので、あのヒリヒリと火照る感じになるんですね。

 

でも、このサブスタンスPはしばらく放出すると枯渇して、出てこなくなります。確かにトウガラシ食べてもヒリヒリするのは時間とともに和らぎますもんね。
同じようにプロトピックの刺激も、一過性であり、一時的なものというわけ。

 

このサブスタンスPは、時間が経つとまた蓄えられるものなので、一旦プロトピックを中止して、暫く期間があいてから再開すると、同じようにヒリヒリが復活します。

こんな風に仕組みが分かっているものなので、知っておけば過剰に心配することはないでしょう。

 

もし我慢ならないほど刺激が強い、いつまで経っても刺激が治まらない、といった場合には、一度医師へその旨を相談するようにしてください。

刺激が強い場合は大人であっても、「小児用」のプロトピックを使うこともあります。成分濃度が低いので、刺激が少なく、使い始めの症状が楽になることがあります。最初から小児用を処方される場合もあります。

 

プロトピックの使い始めの副作用への対処法

 

プロトピックの刺激感の副作用を軽減するための、5つの対策を挙げてみます。

1.保湿剤を先に塗ってからプロトピックを塗る。
ワセリン・ヒルドイドなどを先に塗って、その上に重ねてプロトピックを塗ります。効果には変わりがありません。
一番簡単にできる方法です。

 

2.冷やす。
プロトピックを塗った後に、ヒリヒリ・ほてりがある部分を冷やします。熱感やかゆみが軽くなります。

 

3.体が温まる時期を避けて使う
ヒリヒリとした刺激や火照りは、体温が上がると強く出てくる傾向にあるので、体温が高くなることは避けておきます。

・お風呂上がり直後
・お酒を飲む
・運動
などは皮膚温度も高くなるので、刺激を感じやすくなります。

あと、寝る直前に塗るのも。寝つく前は体温が高くなって皮膚から熱を放出しようとしますから、刺激も強くなりがちです。プロトピックを塗ってからしばらくして落ち着いてきてからお布団に入れるよう、時間を逆算してみるといいかもです。

 

ここまでの対策は、自分でも簡単にできそうですよね。

 

4.抗アレルギー薬(抗ヒスタミン剤)を併用する
プロトピック軟膏をつける1時間ほど前にアスピリンを内服すると、刺激を軽減することができます。抗ヒスタミン剤、も刺激を軽減します。アレグラやジルテックやザイザルなど。
薬局で市販のものを使用してもいいですが、医師に相談するほうが保険適用でお薬が買えるからいいと思います。
5.一旦ステロイドで落ちつけてから、プロトピックに切り替える
皮膚の損傷がひどくバリア機能が低下していると、プロトピックが皮膚により吸収されやすくなり、副作用も出やすくなります。そのため傷やただれた皮膚には基本使いません。もう少しステロイドで炎症を抑えてから使用することで副作用軽減も見込めるかもしれません。

スポンサーリンク

 

お薬による対処はお医者さんとよく相談してみるといいですね。

 

プロトピックの使用で注意すべき点や副作用は?

使用開始時の副作用は一時的なので、ある意味、我慢とか対処法で乗り切るしかないんですが、適用症状でないのに使用している場合には、刺激感がひどく出ることもあります。

 

例えば、繰り返しになるんですが、プロトピックは皮膚表面の破壊が進んでジュクジュクしている場合は使えません。
引っ掻いて血が出るくらいの傷になっている部位にも塗ってはいけません。

アトピーって出ている場所に症状の強い弱いが混合しているケースもあると思うので、見極めて使う必要があります。

粘膜にも塗ったらだめなので、目の周りに使う場合は注意が必要です。

 

また、
菌・カビ・ウイルスによる感染症のおそれがある場合は、プロトピックの使用は厳禁です。
プロトピックを塗っても悪化するばかりです。医師にすぐ相談してください。抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤による治療を行うか、併用しないと一向に治らないです。

日光(紫外線)に当たるのは最小限にすること。PUVA療法(紫外線療法)をしている方は使えません。
妊婦には禁忌。胎児に影響ありです。

添付文書見てて気がついたのですが、Ⅳ型アレルギー(接触性皮膚炎タイプ)に対しては顕著な効果があるのだけれども、Ⅰ型アレルギーの即時型反応には無効だそうです。この辺は血液検査と併せて診てもらう必要があるんですね。

 

明らかにプロトピックを塗りだして、悪化した場合も中止する必要がありますが、塗り始めの副作用との見分けが???ですので、ある程度経過を見ないとわからない気がします。

 

お医者さんがこういった説明を省いてしまうこともあると思うので、知っておくほうがいいと思います。

 

プロトピックの副作用に酒さ様皮膚炎?

酒さ様皮膚炎は、薬を不適切に塗り続けることによってや灼熱感や赤みが出てしまう症状のことで、ステロイド軟膏で主にあった副作用です。

プロトピックが出た当初は、プロトピックにはステロイドのような酒さ様皮膚炎は起こらないとされていました。
しかし、最近になって、プロトピックでも酒さ様皮膚炎が起こるという報告も出てきています。

 

プロトピックを長く続けて行く中で、皮膚が赤くなったり、赤い丘疹が密集したように出てきたり、毛細血管が出てきたりと様子がおかしくなったら、医師に相談してください。

解決方法は、プロトピックの外用を止めることしかないです。

 

ステロイドによる酒さ様皮膚炎とは違って、わりとすぐに赤みは消えるそうです。ステロイドの場合は血管が浮き出て皮膚が委縮して、元に戻るのにも時間がかかるんですけどね。プロトピックのほうがマシですね。

 

あまりダラダラと広範囲に塗り続けるのではなくて、皮膚の症状や炎症の度合いを見ながら、塗る頻度をきちんと調整することが必要なのだと思います。
ステロイドと同じですね。

顔や首のアトピーによく処方されるプロトピック、効くひとはバッチリ効くようなので、うまく活用できるといいですね。
プロトピック軟膏とステロイド外用薬使い分けることで、かゆみの抑制効果も高くなるとともに、お互いの使用量が少なくすむ方向へ持っていければベストですよね。

 

おわりに・まとめ

プロトピックは塗り始めの感じに癖があるのですが、正しく使って、症状に合っていれば有効な対処療法ですね。
結局私の場合は、医師にプロトピックを勧められましたが、断って、一切使ったことがないです。
当時、自分なりに調べて、結局ステロイドと同じような感じがしたからです。それに、私がプロトピックを勧められた時期って、まだ使用がそんなに盛んではなく、発がん性の問題も結構取りざたされていましたし、情報も少なかったこともあり、ステロイドを止めた私としてはどうしても慎重になっていました。
今は臨床も積み上がってきたんじゃないでしょうか。ちゃんと患者の状態を見極められるお医者さんであれば、上手く処方してくれることでしょう。

 

やっぱりプロトピックも、塗って症状を抑えている間に、根本的な部分で体内から炎症を起こさない体づくりを並行して行うのがいいと感じます。しっかり効く人は数日で肌の状態を良くできるのですが、何度もアトピーがぶり返してずっと使い続けている方も最近見受けられる気がしますが、どうなんでしょうね。
私はプロトピックを使わないまま、ステロイドも使わなくなり、アトピーが治ってしまったので、経験上で言えることがないのですが、参考にされてください。

 

 【あわせて読みたい人気の記事】 

 ★ アトピーの炎症が意外な栄養素で改善した件。

 ★ アトピーが黄色ブドウ球菌を殺菌しても完治しない理由

 ★ 肌バリアをあっという間に強くする裏アイテム

LINEで送る
Pocket

↓の記事も読むとあなたの体質改善につながります。

関連記事

このサイトについて

tきらり

きらり です。

小さい頃からずっとアトピー。大人になっても悪化の一途。

いわゆる全身ステロイドリバウンドも経験しましたが、働きながら完治させました。もう長らく、ステロイドは使っていません。


その実体験を元に、良かったこと、悪かったことを、知っておくとよいことを、みなさんにシェアしたいと思います。


ちなみに、ステロイド完全否定派ではありません。ステロイド治療も代替医療も両方の良いとこどりで、いかに私生活と治療を両立させるかがモットー。人生の中心は病気の治療じゃないよね。やりたいこと楽しむためのものだよね。

こうして公開することは想定していなかったので、全身ボロボロの時の写真は残っていないけど、ラストスパートの時はこんな感じ。


ダラダラとステロイド付けていた部分は頑固だったなぁ・・・
アトピー完治


今日も仕事から帰って、せっせとブログ更新してます。ときどき見に来てください。


【お願い】 運営者きらりは元患者の立場であり、アトピーを職業にする気持ちはありません。アトピーに関する執筆・講演等やお仕事コラボのご依頼は申し訳ありませんが全てお断りしています。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。