
顔にアトピーが出ているとき、石鹸や洗顔料を使うより、塩で洗うと治りが促進されることがあります。やり方をシェアしたいと思います。脱ステ中にもおすすめです。
アトピーに塩がいいけれど顔にも使える?
塩で体を洗ったり、お風呂に塩を入れる方法でアトピーを改善させる方法がありますよね。
アトピーだと塩が滲みて痛いのですが、続けていると、皮脂がよく出るようになり、肌がきれいになるんです。
お風呂上がりのかゆみも軽くなります。
顔のアトピーにも塩洗顔は有効です。
ただし、スッピンの肌を洗う時に限ります。
メイクをしている場合は、メイクを落としてから。
日焼け止めやワセリンなど油分の汚れがある場合は、一度メイク落としや洗顔料、石鹸で洗顔し、そのあとに塩を使って顔を洗うことになります。
アトピーは塩で洗う!石鹸を使わなくてもOK
化粧を落として石鹸で洗って、塩で洗う・・・となると、何回も洗うことになり、肌には負担がかかります。
できれば塩洗顔は、ノーメイクで過ごした日にやっていただくほうがよいかと思います。
スッピンの日であれば、石鹸であらかじめ洗顔する必要はありませんから。
石鹸だと過剰に皮脂を落としてしまい、アトピーの乾燥がひどくなることがあります。
バリア機能が衰えているアトピー肌から、さらにバリア機能を奪うことになりかねません。
あと、塩洗顔はゆるーいピーリング効果もあるので、何度も洗顔した後にやると、刺激になる可能性もあります。
洗顔用の塩は何がいい?
塩は天然のミネラル成分が残っている、粗塩がいいです。
ナトリウムの浸透圧で、毛穴・汗腺を開いて、汗や老廃物を引き出す力に加え、
塩が毛穴の中に入り込み、塩に含まれるマグネシウムが毛穴の汚れを取り除き、カリウムが肌の引き締め効果を発揮するとされています。
スーパーで売っている天然塩でもいいのですが、
洗顔用の塩というのも販売されています。ミネラル豊富な海の成分そのままの塩で、粒子が細かいものです。
少々値段が張りますが、ぬちまーすのシルクソルトはきめ細かい塩で、スッと水に溶けます。
ミネラル豊富なので、水に溶くと、手の上で発熱するのがわかります。
沖縄のきれいな海の水から、特殊な製法でミネラルを残したまま塩を抽出。美容雑誌でも取り上げられました。
粒が荒い塩だと、皮膚を傷つけてしまいます。
普通の肌の人であれば、スクラブ効果が期待できるものでも、アトピー肌だと刺激になってしまいます。
皮膚がゴワゴワした乾燥肌の人も、直接塩ツブのスクラブで削り取るような洗顔法は必要ないです。
塩自体に角質を柔らかくする効果もあるからです。
アトピーの塩洗顔方法
まずは水かぬるま湯で顔を洗います。
お湯の場合、温度は38度が最適です。40度以上になると、皮脂を取り過ぎる結果となり、洗顔後の乾燥を招きやすくなります。
・顔全体に水分がいきわたったら、手に塩を取ります。
・手の上で水やぬるま湯で塩を溶きます。粒を感じなくなるまで溶かします。
・溶けたら顔になじませていきます。
アトピーが出ていると、確実に滲みます。傷があるならさらに痛いです!!
これはどうしても我慢する必要がありますね・・・。
・顔になじませてしばらくマッサージしていると、表面にヌメリが出てきます。
・そしたら、水かお湯で洗い流してください。
お湯で洗った人は、最後は水で肌を引き締めると効果的です。毛穴を引き締め、余分な潤い皮脂を落とすことがなくなります。
清潔なタオルで、押さえるようにして顔を拭いて終了です。
洗顔後には、肌に合った化粧水で保湿すると、いいですね。
朝晩どちらも塩洗顔は刺激がキツイと思います。夜に1回だけで十分です。
毎日やると負担になるので、
一日おきに、ぬるま湯洗顔の日と塩洗顔の日を交互にするとか、数日に1回にするといいかもしれません。
ちょうど良い頻度はご自身でお肌を確認して決めていくと良いと思いますよ。
まとめ
アトピーが顔に出ているときには、メイクは控えて、水洗顔プラス塩洗顔でケアすることで、症状改善を促進することができます。
デメリットは、やっぱり滲みて痛いことですね・・・。
私は、滲みる≦かゆい で、我慢できるほうだったのですが、人によってはつらいと感じるかもしれません。
塩分は濃度が濃いほど滲みるので、洗面器のぬるま湯に塩を適量溶かしたもので洗顔するという方法もあります。
イタイけど、洗顔後は逆にかゆみが楽になりますよ。
一度試してみてくださいね。