
アトピーは1歳から発症、その後、体のあちこちに症状が出るようになりました。2歳から5歳頃のアトピーの状況を綴ってみたいと思います。
耳切れ・四肢関節・背中にアトピーが
わたしの幼少期の記憶は、3歳くらいからあります。
当時の記憶として、すっごいかゆかったのを覚えています。
特にこのころは、耳切れがひどかったです。
耳切れって、耳の下の部分に皮膚炎の症状が出るんです。アトピーの一種の場合もありますし、アトピーでなくても耳切れだけ起こることもあります。
私の場合は、黄色い汁がジュクジュクしていて、かさぶたになっていて、白く皮むけもあるっていう、なかなかヘビーな状況でした。
かゆい上に痛い記憶があります。
もっとかゆかったのは、腕と足の関節部分に出ていたアトピー。
あと、背中が全体的にかゆかった。
背中がかゆいのって、子供としては我慢できないのです。でも手が届かないから、ずっとムズムズ。
なので、家の壁に背中をこすりつけて、掻いてました!
土壁が最高。(笑)
服をめくり上げて、背中を直に壁へ(笑) ゾリゾリとこすりつけて掻くんです。
皮膚の粉が床に落ちるし、背中も壁も血だらけになるのですが、かゆいのでやめられない。
それを父親がやめなさーいって止めるのが毎朝の光景。
でも 父親が壁から引っぺがさないと止めない(笑)
そんなかゆがる私に、耳、手足、背中にステロイドを塗って。
それから保育園に行くという毎日でした。
大っきらいな保育園
母親が仕事をしていたので、私は毎日保育園に預けられていたのですが、
保育園が嫌いで嫌いで、泣きじゃくっていたのを今も覚えています。
騒がしいんですよ。保育園て。自分のペースで遊んだりボーっとしたりできない。
家族はいないし、広い保育園で、漠然と不安で不安で・・・。
子供ながらに、すんごいストレス感じていたんだと思います。
今思っても、嫌な記憶しかありません。
まあ、嫌だ嫌だと泣き叫ぶ自分が一番騒がしかったと思いますが(笑)
かゆくて眠りも浅いもんで、毎朝寝起きも悪く、
叩き起こされて、親の出勤時間までに保育園へ入れられるんですが
大声で泣きまくる
という毎日をエンドレスで繰り返していました。
アトピーは出ている部分と出ていない部分がはっきりしていました。
なので、ひどくなってきたら、かゆいところだけステロイドを塗る。
少し良くなって、またひどくなったらステロイドを塗るの繰り返しでしたね。
ずっと症状が良くなったり悪くなったりを繰り返す状態でした。
皮膚科も小児科も、このころの治療と言えばステロイド一色。
強さはどのくらいだったんでしょうね。ステロイドの薬剤名は親も私も記憶がないです。
ひたすら、ひたすら、ステロイド塗ってました。
便秘体質も絶賛継続中でした。
まとめ
・1歳から5歳は耳切れと手足と背中がアトピー
・治療法はひたすらステロイドだった
・睡眠不足と保育園ストレスがひどかった
不機嫌な幼児でしたね・・・。楽しい記憶もあるような、ないような。親から聞くのも泣きわめいてた過去だけなんです。なんてこった。
アルバム見てたら、わらっている写真もあるんですけどね。記憶って曖昧かも。
補足
耳切れってアトピーの場合もあれば、アトピー体質でなくても「かぶれ」によりおきるので、子供の場合はきれいに洗うことで防げるようですね。
汗、寝ているときにつくよだれや涙、皮脂、シャンプーや石鹸が肌に残ってしまう。
単純にあまり洗っていない。
そんな状況に、着替えのときなどに服が耳に引っかかるという刺激も加わると、子供は耳切れになりやすいらしいです。
でも本当にそれだけかなぁと思います。
食生活においては、耳切れは、悪い油(トランス脂肪酸・揚げ物など酸化した油)と小麦を減らすと良くなると言われています。
(当時の私は全く食生活に制限はなく、朝は食パンと牛乳、ハンバーグ大好きな幼児でした・・・。)
もし耳切れだけの症状だったら、アトピーではなく、単なるかぶれの可能性もあるので、見極めが大事でしょうね。
では、まだまだ続きます。