コラージュフルフルでアトピーが悪化?効果を出すには?注意すべきポイント

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アトピーを改善させるのにコラージュフルフルを使ったら悪化したという話、効果あったという話と共によく耳にします。本当のところどうなのか、デメリットもしっかりわかった上で使わないとダメみたい。理由を詳しくまとめておきますので、失敗のないように、参考にしてください。もっと根本的に解決する方法もあります。

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アトピーにコラージュフルフルを使う理由

アトピーにコラージュフルフルという石鹸を使うと治る、改善するって期待している人もいると思います。
本当に治るのかなぁと迷っている可能性もあると思います。

コラージュフルフルって、ちょっと石鹸としては値段も高いですしね。

コラージュフルフルラインナップ。使うのはコレ

コラージュフルフルはシリーズで製品がたくさん出ています。販売元の持田製薬から情報を調べたところ、

・コラージュフルフルネクスト
・コラージュフルフルシャンプー(すっきりさらさらタイプ)
・コラージュフルフルスカルプ
・コラージュフルフル石鹸・泡石鹸

とあります。

コラージュフルフルの「フルフル」が付かない「コラージュ石鹸」もありますが、違いは殺菌成分です。フルフルが抗菌成分配合。

コラージュフルフル 泡石鹸 全成分
ミコナゾール硝酸塩、トリクロサン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、濃グリセリン、プロピレングリコール、コハク酸一ナトリウム、無水クエン酸、水

コラージュフルフル石鹸と泡石鹸には、ボトルがブルーのものと、ピンクのものがあります。でも中身はまったく一緒です。女性にも手に取ってもらいやすくするためにピンクを使ったのだとか。女性のデリケートゾーンのカンジダ感染にも力を発揮するからですね。

元々はフケやかゆみといった頭皮の悩みを解決するシャンプーとして有名になりました。その後、石鹸シリーズも出てきたようです。

ミコナゾール硝酸塩が抗カビ成分です。トリクロサンが殺菌成分です。

 

※余談ですが、トリクロサンについては最近安全性が怪しくなってきており、米国食品医薬品局(FDA)が「トリクロサン入りの石けんが普通の石けんより効果的だという証拠はない」と認めたそうです。ヒトの研究でも、体内にトリクロサンが多い子どもほど花粉症にかかりやすい、トリクロサンで殺菌すると逆に感染症にかかりやすくなるといった結果が出ているそうです。コラージュフルフルのシャンプーには入っていませんがシャンプーで体を洗うと洗浄成分的にどうなんでしょうか。

トリクロサンって市販のハンドソープや汗ふきティッシュにも含まれることがあるので、要注意ですね。

 

アトピーの原因となるカビや菌を殺菌

それがなんでアトピーに良いという噂になったのか?です。

アトピーの、主に「かゆみ」の原因が、「カビ」や「菌」であることが研究でわかってきたからです。
特に、ステロイドを使い続けて薄くなった皮膚は、菌やカビが繁殖しやすくなってしまいます。

菌やカビが繁殖したアトピーの患部は、かゆみが強くなります。感染によるかゆみはステロイドでは押さえることができません。
ステロイドを塗っても、かゆみを抑えることができない!となったときに、菌やカビを殺菌すれば、かゆみを抑えて皮膚の改善を促進することができる!というわけです。

その殺菌方法には、イソジン、消毒液、塩素、薬用石鹸などが使われます。(といっても民間療法です。医師の間でもアトピー患部の殺菌は賛否両論です。)

 

市販で使える薬用せっけんとして、カビに効く石鹸として、コラージュフルフルを使うんですね。

昔はコラージュフルフルシャンプーをお風呂に入れて入る方法があり、石鹸シリーズが出てきてからは、手軽に患部を洗うことができるようになりました。

 

 

アトピーにステロイドが効かない時に

アトピーを長期間患っていると、ステロイドが効かないと感じる場合があるかもしれません。

単純に、ステロイドの強さ(クラス)が炎症を抑えるのに十分な強さではない場合も多いです。しかしステロイドを連用していて、副作用のステロイド皮膚炎をおこしていることもあります。

副作用で薄くなった皮膚には、菌やカビが繁殖しやすくなっています。
薄くなった皮膚にステロイドを塗ると、余計に悪化するので、こうなるとステロイドは中止せざるを得ません。
しかし、ステロイドを止めても、あのアトピーの猛烈なかゆみは生きています。かゆみは菌やカビが出している可能性もあり、だったら殺菌すればかゆみが止まるのでは、ってことです。

事実、カビや菌がかゆみの原因であれば、コラージュフルフルで洗うと、かゆみが治まり、皮膚がぺリぺリ剥けて炎症が治まっていくケースがあります。

皮膚のカビや菌でアトピーが悪化して難渋していた人にとっては、「うわぁ!やったぁ!」って感じで光明が差したかの如くに感じるかもしれませんね。

 

アトピーがコラージュフルフルで悪化する!!

コラージュフルフルを使ってみて、効いた!という人もいます。

ところが、全く改善しない人もいるし、逆にアトピーが悪化の一途をたどる人もいます。
はじめは効いた気がしたけど、結局元に戻ったという人もいます。
使っても変化がない人もいます。

治る人と悪化する人の割合は全く分かりません。
誰も調べていないでしょうし、数十人調べてわかるはずもありません。

 

理由の一つ目は簡単で、
ポイントは、アトピーの原因が、カビや菌によるものかどうか
、かどうかです。

そうでなければ、コラージュフルフルってわりと洗浄力も強いので、刺激になるばかりです。

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原因がカビなのかをはっきりさせるには、皮膚科へ行って、患部の表面を取ってもらい、顕微鏡でみて確認するしかありません。
もし確認できたら、お医者さんが保険適用で、効果的な抗生物質の塗り薬を処方してくれるでしょう。

まずはステロイドがシャープに効きかなくなったとお医者さんに相談すればいいのが、諸々の事情でそれができず(あえて行わず)、ドラッグストアで買えるコラージュフルフルを使ってみよう!ってなっている人が大半でしょう。

 

そういう場合、あたりかハズレかは、使ってみないとわからないってことになりますね。

皮膚症状を目で見て判断するのって難しいんですよね。

 

コラージュフルフルでアトピー肌に起きること

コラージュフルフルでアトピーが改善しない理由の二つ目は、皮膚の常在菌バランスを余計に壊してしまうことです。

コラージュフルフルの抗真菌成分(抗カビ成分)はミコナゾール硝酸塩です。
石鹸・液体石鹸・泡石鹸には、併せてトリクロサンという殺菌成分が含まれています。(シャンプーには入っていない)

これらは、アトピーを悪化させるカビや菌を殺菌してくれますが、そのほかの皮膚常在菌まで皆殺しにしてしまいます。

皮膚常在菌とは、もともと皮膚の表面に生息している菌のことで、皮脂や汗をエサに、表皮の潤いを保ったり、皮膚のphを保って悪さをする菌が繁殖しにくい環境を維持している菌のことです。
中にはセラミドを生成してくれる菌なんかも、人の肌には住み着いています。

 

殺菌成分は、こうした有用菌も殺菌してしまいます。
有用菌がいなければ、肌を菌から守る力を減らし続けているわけで、いつまでたっても菌の繁殖を根本から抑制することはできないです。

最悪の場合、菌やカビが耐性を付け始め、殺菌に強い菌にバージョンアップしてしまうことも考えられます。

既に耐性菌が蔓延している場合は、それこそ石鹸レベルでは太刀打ちできないので、効かないでしょう。
そしたらコラージュフルフルを使うたびに、なけなしの有用常在菌を殺して、皮膚のコンディションは悪くなるばかりです。民間療法を繰り返すより、皮膚科で適切な種類と強さの抗生物質の塗り薬をもらい、短期間で殺菌するのが適切ではないかと思います。専門医にかかりましょう。

 

アトピーにコラージュフルフルを使う場合の注意点

コラージュフルフルは、皮膚にカビや菌が出てかゆみの原因になっている場合に有効です。

肌の状態とマッチすれば、改善につながるでしょう!

しかし、漫然と使い続ければ、逆にデメリットとして皮膚の常在菌バランスをさらに悪化させます。
この点は十分に理解しておく必要があります。

その元々の環境を改善する施策なしに、殺菌だけを続けていくと、効果が出た時期があっても、またカビや菌が繁殖して堂々巡りで悪化することがあるんです。

 

アトピーで皮膚にカビが出る原因

原因その1:もともとアトピーの人は皮膚常在菌バランスが悪い
理由は、乾燥肌で皮脂分泌が少ないことです。皮膚の常在菌は、汗や皮脂を食べて生きています。もともとの肌の素質自体がマイナス環境なのです。

 

原因その2:洗いすぎ
皮膚を洗いすぎると、皮脂を落とし過ぎることになります。常在菌のエサを奪うことにつながります。
もちろん、汚れや菌やカビそのものを洗うのは大切ですが、行き過ぎた洗浄はかえってマイナスになります。

ですので、根本的に皮膚のカビや菌を繁殖させないようにするには、

・運動やお風呂で発汗、皮脂分泌を促進する
・洗浄力の強い石鹸を常用しない

という生活習慣の見直しが必要です。

もちろん、すでに蔓延してしまった皮膚の菌は、積極的に洗って取り除くことが大切です。

皮膚科のお医者さんに口を酸っぱくして言われている人も多い、「汗をかいたらすぐに拭き取る」というのも菌を繁殖させないための方法です。
汗をかいて拭き取り、併せて、すぐ保湿をすればより理想的です。

 

アトピーにコラージュフルフルを使う時に留意すべきこと

コラージュフルフルは、一時的な対処方法ととらえましょう。

悪い菌やカビを取り除くと同時に、常在菌がバランスよく住める環境を整えることも忘れないようにしたいところです。

 

使って効くかどうかは、カビや菌が原因かどうかによるので、試してみないとわかりません。

・1~2週間試してみて、効かなかったら、速やかに使用を止める。
・効いたとしても、長期連用は避けること。
・コラージュフルフルの使用と並行して、運動やお風呂で汗や皮脂の分泌をよくする

この3点を守りたいところです。

アトピーにコラージュフルフル使うよりも・・・

アトピーにコラージュフルフルを使うのはメリットとデメリットがあります。

なにもコラージュフルフルに限らなくても、デメリットなしに常在菌バランスを整えるアプローチもいろいろあります。

 

ひとつ簡単な方法は、常在菌バランスを整える石鹸やスキンケアアイテムを使うことです。

積極的に、肌の善玉菌を増やして、肌を正常に整えることができます。

私はコラージュフルフル使ってみてデメリットのほうが多かったので、こちらを使っています。

整菌スキンケア>>

詳しいことはこちらのページでも書いてます。
>>整菌スキンケアをアトピーに使った結果

コラージュフルフルでの殺菌に迷いがある人、使ったけどガッサガサボロボロで却って悪化しちゃった人は参考にしてみてください。

 

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tきらり

きらり です。

小さい頃からずっとアトピー。大人になっても悪化の一途。

いわゆる全身ステロイドリバウンドも経験しましたが、働きながら完治させました。もう長らく、ステロイドは使っていません。


その実体験を元に、良かったこと、悪かったことを、知っておくとよいことを、みなさんにシェアしたいと思います。


ちなみに、ステロイド完全否定派ではありません。ステロイド治療も代替医療も両方の良いとこどりで、いかに私生活と治療を両立させるかがモットー。人生の中心は病気の治療じゃないよね。やりたいこと楽しむためのものだよね。

こうして公開することは想定していなかったので、全身ボロボロの時の写真は残っていないけど、ラストスパートの時はこんな感じ。


ダラダラとステロイド付けていた部分は頑固だったなぁ・・・
アトピー完治


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