黄砂でアトピー悪化!アレルギーも発症?対策法をシェアします

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黄砂の時期になるとアトピー悪化しませんか?目・まぶた・顔・耳・首・鼻・頭皮が真っ赤になったり、皮がめくれたり、ヒリヒリしたり、かゆくなる経験ありませんか?私も黄砂が飛ぶ時期になると、肌の調子が悪くなっていた経験がありますので、その時にやっていた対策を方法をご紹介します。

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黄砂でアトピーは確実に悪化する

アトピー最盛期には、黄砂の影響は特に感じていなかったです(というか常に状態が悪いので変化が感知できなかった)
ですが、顔のアトピーが改善してきて、状態の良い場所と悪い場所でまだらな状態の時期、なんか春先に顔の症状が悪化するんですよ。私の場合は目の周りが特にひどい。
これは花粉症かな?とも思ったのですが、病院でのIgEアレルギー抗体の検査で花粉はアレルゲンとして数値が出ていませんでした。だったら何かなーと思って考えたら、黄砂です。

 

黄砂の時期っていつ?

黄砂の時期っていつからいつまででしょうか。これ、正確に言うと一年中なんです。
ですが、日本に限って言えば、ほとんどが2月から5月の間になります。ピークは春先、4月ぐらいだと言われています。
発生元の気圧や気候に左右されていまして・・・。
発生元は中国のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠や黄土高原です。

モンゴルのほうですねー。グーグルマップ載せてみましたが、地図は「-」ボタン押して引きで見ないと出てきません。写真で見ると砂だらけ。当たり前か。

 

砂漠で強風が吹き、砂嵐が空へと舞い上がり、偏西風のジェット気流に乗って日本へと運ばれてきます。発生源の砂漠から日本へは4日ほどで飛んでくるそうですね。
舞いあがった黄砂は、2週間程度かけて地球を一周するそうですが、その半分が韓国と日本へ落ちてくるのだそうです。
空を見たり、遠くを見たりすると、薄黄色くモヤがかかっているときは、黄砂がたくさん飛んでいるんですね。
春になると、気象庁も黄砂情報を出してくれていますので、ネットでも確認出来ます。

 

黄砂のなにが悪いのか

黄砂は人体に影響が大きいと言われてます。
黄砂は人が吸い込むと、ぜんそくやアレルギー、脳梗塞の原因になるといいます。
花粉症持ちの人は、花粉と黄砂を一緒に吸い込むと症状がひどくなります。
脳梗塞は、体内に入った黄砂が血管内で詰まるそうですよ・・・。
脳梗塞もめちゃめちゃ怖いけれど、アトピーの話に戻ると、

黄砂は、砂粒にいろんなものをくっつけながら飛来します。
黄砂には微生物が付着しているそうです。
金沢大学の研究グループなどの調査によると、様々な微生物が黄砂に乗り、中国内陸から日本まではるばる4000キロメートルも旅していることがわかっています。
その中には有益な微生物もいるが、アレルギーや食中毒の原因となる細菌もいることがわかってきたのですが、健康にどれほどの悪影響を及ぼしているのかはまだ研究が進んでいないそうです。
黄砂にはPM2.5が付着しています。
PM2.5もアトピーの悪化因子で、皮膚に付着して炎症を起こしたり、化学物質アレルギーにもつながります。

PM2.5にはニッケル成分が多く、ニッケルに金属アレルギーを起こしている人も多いので、こちらの記事もどうぞ。

⇒ アトピーがPM2.5で悪化!危険性を知ってしっかり対策を

 

黄砂のアトピーへ症状・アレルギー症状

いろいろ科学的には調査中の黄砂。何がどうアトピーやアレルギーに作用しているかはまだ研究がすすめられている最中ではありますが、経験的にもアトピーが悪化する要因になることは皮膚科のお医者さんからも言われているし、実際経験がある人も多いでしょう。
黄砂で悪化する部位と症状はだいたいこんな感じです。

 

目の粘膜部分に黄砂が付着して、かゆくなる。目の中がむず痒くなったり、粘膜が充血する。

まぶた

赤く炎症を起こす、腫れぼったくなる。まぶたを中心に目の周りがパンダのように症状が出る。
目の周りの皮膚は薄いので、影響を受けやすいです。顔の他の部分は平気でも、目の周りだけ悪化することがあります。

顔全体が痒くなる。赤くなる。
外出時に空気にさらされるのでどうしても・・・。

顔と同じく、首からデコルテ周りを露出していると、黄砂が付着して赤くかゆくなることがあります。

耳の中がムズムズとかゆくなります。耳の中に黄砂が入り込んでしまうんですね。
もともと耳の中が痒くて麺棒で擦って浸出液が出ちゃうタイプの人、悪化することがあります。

空気中の黄砂を吸って、喉がイガイガしたりせきがでたりする。喘息併発注意。

くしゃみ・鼻づまり・鼻水。花粉症のようなアレルギー症状が出るのに加え、鼻の中がむず痒くなることもあります。

頭皮

頭皮のアトピーが悪化する。髪の毛の生え際が荒れてかゆくなるなど。髪の毛や頭皮の皮脂に黄砂が付着して症状が出ることが。

とまあ、春先に外に露出している部分に症状が出るわけです。
黄砂によるアトピー悪化の症状、アレルギー症状は、花粉症と良く似ています。空気中を舞っている花粉と黄砂は、付着する部分がほぼ同じなので、症状が出る部位も同じような感じ。症状も似ています。

 

黄砂によるアトピー悪化・アレルギーを特定する検査は?

黄砂の影響を直接判定できる検査は、残念ながらないようです。
今のところ方法としては、皮膚科、アレルギー科、総合病院などを受診して、相談してください。
花粉症と似ているけれど、アレルギー検査で花粉は出ない場合、問診や血液検査でいろいろと調べた結果、経験的に黄砂以外に原因が考えられないという結論がでることになります。
他のアレルギーや皮膚炎の要因を調べていって、消去法で黄砂と特定する感じですね・・・。
お医者さんによっては、黄砂と診断せず、不明と言うこともあるかもしれません。

 

黄砂の季節のアトピー対策はどうする?

基本的に、花粉症の対策と良く似ています、というか、ほとんど同じですが、黄砂のほうが花粉よりも粒子が細かいので、注意が必要です。
スギ花粉(30μm)
黄砂  ( 3μm)
PM2.5 ( 2.5μm)
花粉の10分の1の超微粒子です。
だから花粉対策情報を見るよりは、PM2.5対策の情報を追いかけたほうが効果があるんですよね。
では、私がやってみた対策を並べてみます。

 

外出時は天気予報をチェックする

黄砂の飛散情報を朝テレビやネットでチェックします。

・気象庁 黄砂情報(黄砂予測図)
http://www.jma.go.jp/jp/kosafcst/

・九州大学/国立環境研究所 化学天気予報システム CFORS(シーフォース)
http://www-cfors.nies.go.jp/~cfors/index-j.html 

九州大学のほうが、見にくいけれども、低い濃度まで表示があります。アトピー対策だったら低濃度でも気をつけたほうがいいかもね。
本当は黄砂の時期は外出を控えるのが一番いいのですが、通勤だったり買い物だったり、外へ出ないわけにはいきませんからね。黄砂がひどい日は、外出時の対策やや帰宅時のケアを念入りに行うようにします。
休みの日で外に出なくていい日は、家にいるとか、その程度の調整はしたほうが良いかと。
頑張って外で運動している人も、黄砂でアトピーがひどくなる場合は、部屋の中でストレッチや筋トレでもいいと思います。

 

花粉用メガネ・サングラスを使う

視力が悪い人は、一つ花粉用メガネを持っておくと重宝します。コンタクトも黄砂の時期は目がゴロゴロすることもありますし。
サングラスをつけてもいいですね。花粉用ゴーグルも販売されていますので、それでもいいです。(ビジュアルに難ありかも)

 

マスクをつける

マスクは、PM2.5などの微粒子にも対応しているタイプのマスクを選びます。サイズもいろいろ出ているので、アトピーさんの場合は、できるだけカバーする範囲が広いものを選ぶと、黄砂の顔の皮膚への付着も最小限に留めることができます。

 

帽子をかぶる

頭皮や髪への黄砂付着を防止するために、帽子をかぶります。髪の毛は束ねて帽子の中へ。
パーカーのフードでもいいですね。
耳まで覆えるものにしておけば、耳の穴への黄砂侵入をブロックできます。

 

ポリエステル素材のウェアを羽織る

ビニール系のポリエステル素材のウィンドブレーカーは、ついた黄砂を家に入る前に玄関先で払い落すことが簡単にできます。部屋の中に黄砂を持ちこまなくてすむので重宝します。

 

薄手のタートルシャツを着る

首に黄砂がつくのを防ぐために着ます。ニットだと首が痒くなるし、季節的に暑いと思いますので、ユニクロかどっかで、綿のタートルシャツを買うといいです。本当はポリエステル素材が一番黄砂や花粉が付着しにくい素材なんですが、人によって首のアトピーが痒くなる可能性があるので、その辺はお好みで選んでみてください。
黄砂・花粉・PM2.5は、ウール・ファー・フリース素材は静電気に吸い寄せられて付着量が多くなるのでNGです。

 

帰宅時したら玄関で着替え

パーカーなどは玄関の外で脱いで払う。
玄関入って靴脱ぐところで服も抜いで、出来ればそのままシャワーを浴びると一番楽で確実に黄砂とれます。室内への黄砂持ち込み量を減らすこともできます。
(一人暮らしだと玄関から下着で風呂場に直行も気兼ねなく出来ますが、家族がいる人はどうかな・・・。)
洗える服はゴミ袋に入れて、洗濯機へ直行させます。
洗わないアウターは玄関先につるしておいて、PM2.5対応の掃除機で吸い取るのがいいです。

 

すぐ顔や髪を洗う

顔についた黄砂を洗い流します。髪の毛も早く洗ったほうがいいですね。

 

目をアイボンで洗う

目を洗うには、涙と同じ成分の液体で洗わないとトラブル起こします。
アイボンという目の洗浄液がドラッグストアで販売されていますので利用してください。

 

うがいをする

口やのどの黄砂を払います。

 

鼻をかむ。鼻うがいをする

鼻をかむことで鼻の中の黄砂を出すんですが、もっと効果があるのは鼻うがいです。鼻の穴に生理食塩水を入れて、洗浄します。耳鼻科でやってくれるやつです。
鼻うがい用の液体もドラッグストアなんかで売ってますので利用してもいいかも。小林製薬の「ハナノア」がメジャーです。
生理食塩水は1リットルの水に9グラムの食塩で安価にできます。ちょっとぬるめでやると楽にできます。

 

PM2.5対応の空気清浄機を使う

室内にはできればPM2.5の微粒子対応の空気清浄機を導入したいところです。
あるとないとでは、全然違います。本当におすすめ。

24時間フル稼働です。空気の吸い込みが優秀なものを使うのがコツです。お勧めはダイキン。

 

洗濯物は外に干さない

この時期は外に干さない。特に天気予報で黄砂の飛散量が多い日は絶対にやめる。
乾燥機つきの洗濯機を使うのが一番楽です。

一人暮らしで働いていると電化製品頼みです。ボーナスを海外旅行に使わずアトピー対応の電化製品とスキンケア製品に費やしてましたね・・・(涙)

 

室内の掃除をこまめにする

フローリングの部屋は、まずは水拭きが一番。一人暮らしならウェットタイプのシート(クイックるワイパー)でいいので、朝さっとかけるとかなり効果的。

じゅうたんなら、黄砂のような細かい粒子を吸引しても排気にださない、性能のいい掃除機で、こまめに掃除します。
窓を開けると黄砂が入ってくるので、窓は開けずに掃除です。
空気清浄機をかけながら、掃除機かけます。
ダニ対策もできるので、吸引力とフィルター機能がしっかりした掃除機は常備しておくと、かなり重宝します。症状も激減します。

 

専用のスキンケア(皮膚保護剤)を使う

どうしても顔や首、手足など、皮膚を露出してしまう部位には、黄砂がついてしまいます。

皮膚に黄砂を触れてかぶれを起こさないためには、皮膚のバリア機能を強化してくれる皮膚保護剤を使うといいです。

赤ちゃんのアトピー予防向けに販売されているファムズベビーは、皮膚の角質層に薄いバリアを作って、肌に悪化因子が触れるのをシャットアウトしてくれます。黄砂の季節に肌の露出部分に付ければいいです。pm2.5などの微粒子もシャットアウトしながら皮膚呼吸も発汗も妨げない優れものです。

 

おわりに・まとめ

黄砂はアトピーを悪化させます。検査では黄砂の影響を数値で見ることは難しいようですが、春先に外出後に露出した部分にかゆみや炎症が出てしまう人は影響を疑ったほうがいいですよ。
黄砂が原因とわかっても、外出しないわけにはいかないので、出来るだけ対策をしていきましょう。
・黄砂が肌につかないような服装とスキンケア
・帰ってきたらすぐに黄砂を落とす
・室内に黄砂を持ち込まない
・こまめに掃除する

症状の部位とか悪化の具合とか、ライフスタイルに合わせて、出来ることを工夫してやってみてくださいませ。

私も毎日完璧にやっていたわけではないです。手間がかかって大変なんで、忙しいと嫌になることも多いんですが、対策したほうがやっぱり症状は軽いと思うので、できるだけのことはしたいですね。

 

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tきらり

きらり です。

小さい頃からずっとアトピー。大人になっても悪化の一途。

いわゆる全身ステロイドリバウンドも経験しましたが、働きながら完治させました。もう長らく、ステロイドは使っていません。


その実体験を元に、良かったこと、悪かったことを、知っておくとよいことを、みなさんにシェアしたいと思います。


ちなみに、ステロイド完全否定派ではありません。ステロイド治療も代替医療も両方の良いとこどりで、いかに私生活と治療を両立させるかがモットー。人生の中心は病気の治療じゃないよね。やりたいこと楽しむためのものだよね。

こうして公開することは想定していなかったので、全身ボロボロの時の写真は残っていないけど、ラストスパートの時はこんな感じ。


ダラダラとステロイド付けていた部分は頑固だったなぁ・・・
アトピー完治


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【お願い】 運営者きらりは元患者の立場であり、アトピーを職業にする気持ちはありません。アトピーに関する執筆・講演等やお仕事コラボのご依頼は申し訳ありませんが全てお断りしています。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。