
さて、1歳から高校卒業までアトピーは出続けていた私ですが、大学時代はどうなったでしょうか。
一人暮らしと大学生活
大学に合格した私。どうにか現役合格。受験のストレスから解放され、アトピーは快方へ向かいました。受験から大学入学までの間に漢方薬もやめ、ステロイドも毎日は塗らなくてよい状態にまでなりました。ときどきぶり返した時には手持ちのステロイド(リンデロンVG)を塗るくらい。このステロイドも漢方のお医者さんで処方されたものの残りをチビチビ使っていました。
大学のキャンパスが実家から遠かったので、私は初めて実家を離れて一人暮らしをすることになりました。
大学は、かなり田舎にありまして・・・。実家のある地域のほうが都会でした。
本当はもっと都会で遊びたかったんですが、希望した大学の文学部はド田舎の校舎ということで、私の下宿も大学キャンパスの傍へ。
駅の改札も無人というさびれっぷり。田んぼや畑が広がり、夜はカエルがゲコゲコ鳴いてる。
緑が多くて空気はうまい。そんな場所。
明け方には霧が立ち込めることもあり、そんな風景も初めての体験でした。
なくなったアトピーの症状
慣れない1人暮らしやアルバイト、学生生活。新しい環境でいろいろ楽しんでいました。
大学入学から3カ月くらいたったら、アトピーはすっかり無くなってしまいました!
炎症も傷も皮がめくれることもない。
生まれてこの方、絶対に消えたことのなかった腕の関節部分も、きれいにアトピー症状がなくなったんです。
食事は学食とコンビニ。夜更かし徹夜も当たり前。部屋だって大して掃除もしていません。
でも、ちっともかゆくないんです。体が。
これは感動でしたね。
なんでだろう。
空気や水がきれいな田舎だったからかもしれません。
環境は新しくても、ストレスがなかったからかもしれません。
とにかくアトピーは私の肌から消え去りました。
アルバイトしたお金で、服を買い、
メイクもして、髪もカラーリングして、ネイルもして、遊びまくる生活を送り始めました。
まとめ
・大学時代はド田舎に住み始めた
・ストレスから解放され、空気と水のよい環境にいたせいかアトピーは消失
・生活は不規則でやりたい放題
大学生活は楽しかったです。完全なる大学デビューってやつですね。
学生の本分はどこへやら。アトピーからも解放されて、遊んでいるうちに、4年間がすぎ去ってしまったのでした。
まあ、大学時代は奇跡の時期でした。私の肌からアトピーが自然消滅したのは、後にも先にもこの時期だけです。
その後、大人になってからは、壮絶なアトピー生活が始まるのです。
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